【盲信原因と脱却⑧】「オウムの過去の犯罪の事実」を、よく認識していない

(2012-03-18  03:11:25の記事)

■アレフ信者の、オウム事件のさまざまなとらえ方

アレフでは、過去のオウムの事件について、
客観的には、麻原・教団の関与を示す圧倒的な証拠があり、
上層部であればあるほど、それをよく知っているにもかかわらず、
教化活動では、事件を正当化しにくいために、


事件を「陰謀」と説き(事件は麻原や教団が陥れられたもので、本当は無実と説き)
そう信じさせるための緻密なプログラム・教材を作成しています。

また、元からの信者の中には、新しい信者を騙すというよりも、
自分たち自身も、自分の信仰を守るために陰謀論を盲信しているという者も、
一部にはいると思われます。

いずれにせよ、麻原への帰依として、陰謀論を説いていたり、信じていたりします

もちろん、信者の中には、陰謀論ではなく、単に、
「事件のことはわからない」
として、事件について考えないようにしている人もいます。

また、事件に麻原が関与したことを認めた上で、それを、
「グルには何か深いお考えがあって……」
などと考えて、それを正当化する人もいます。

中には、
「救済だった、革命の試みだった」
と言う人もいると思われます。


■オウム事件を知らない若者に、アレフが説く事件陰謀論


その中で、最近の状況を見ると、
新しい信者、特にオウム事件を直接的に知らない若い世代の人に対しては、
陰謀説を説いているという情報が多くあります。

この世代の人は、オウム事件の時代を直接的に体験していないので、
事件とその影響の重大性を理解しにくく、
逆に、
安直に陰謀説を信じやすいということができるかもしれません。

アレフが行っている具体的な陰謀説の教化とは、

①アレフと明かす前の偽装ヨーガ教室の段階において、
 まず、
オウム事件以外の様々な事件・出来事の中で、
 
巷でよく陰謀説が説かれる事例などを教えて、下準備をしておき、

>>事例 アレフの洗脳的教化のパターン③ 陰謀論の植え付け



②その後に「オウム事件も陰謀なのだ」という主張をして、
 
その後にアレフであることを明かすという、巧妙な仕組みになっている

>>事例  アレフ洗脳的教化のパターン④ 「オウム事件は何者かの陰謀」と言い、入信させる


という情報が多くあります。


さらに、様々な陰謀説を教え込む際には、
その教材として作成・編集したと思われる非常に長時間のビデオ(のシリーズ)があるとされています。

よって、単なる信者個人ではなく、アレフ教団をあげて、
陰謀論の教化に組織的に取り組んでいる疑惑が持たれています。


■アレフが説く「オウム事件が何者かの陰謀」は虚説


しかし、陰謀説が虚説であることは、周知の事実であり、
それを要約して述べるならば、以下の通りです。


オウム事件の裁判の結果

多大な犠牲者・被害者を出した二つのサリン事件、
坂本弁護士一家殺害事件をはじめとする殺人・殺人未遂事件を含め、
一連の麻原・オウム真理教事件の裁判は、すでに全て終結しており、
その全ての事件で、起訴された麻原や共犯の弟子達について、
有罪判決が確定している。


麻原自身が関与を認めている事実

麻原自身が、刑事裁判で、不規則発言ながらも、
事件関与の全面否定はしておらず、一部の関与を認めている。

地下鉄サリン事件については、自分は止めたが、教団(弟子)がやったことは認めており、
一部の殺人未遂事件(VXガスを使用した事件)については、
自らの関与をも認めている(97年4月24日の東京地裁での意見陳述)。

また、逮捕後に、弁護士を通した連絡において、
「死刑を覚悟しているが、外の信者のために関与を否定する」
という意思を伝えてきている。

また、上祐代表などの幹部信者に対しては、教団がサリン事件を行ったことを認めている。


共犯者の弟子が関与を認めている事実

死刑などの極刑に問われた者を含め、殺人事件で麻原の共犯者となった弟子達は、
そのほとんどが、麻原の関与を認めている。

また、当時の教団活動の反省を書籍・総括文書として公表している人達もいる(早川紀代秀林郁夫等)

実際に2007年までアレフに所属していた中堅幹部(師の一人)は、
教団の内部殺人事件(信者の殺害)において、麻原の共犯者であり、
麻原の目の前で、麻原の指示で、信者を殺害した。
このことは、その幹部信者が、上祐代表のグループの勉強会で告白している。

また、同じ機会に、別の幹部信者は、
自分がサリン製造プラントの建設に関わったことを告白している。

上祐代表も、麻原の指示で、サリンプラントの製造計画があったこと、
自ら炭疽菌事件に関与したこと(菌が無毒だったために被害がなく不起訴)、
サリン事件に加え、坂本弁護士事件に教団が関与したことも暗示されていたことを証言している。
 

アレフの上層部は教団の事件関与を熟知していること

新しい信者に対しては陰謀説を説きながら、
教団を裏から支配している麻原家族や、教団内の最高幹部の二ノ宮耕一などは、
麻原ら教団が事件に関与したことをよく熟知している。

麻原の妻は、麻原の指示でなされた教団内での信者の殺害事件の共犯者として起訴され、
裁判において、麻原の指示・関与を明確に認め、麻原を激しく批判までした(ただし、自分は殺害現場にいたものの、何もしなかったと無罪主張した)。

二ノ宮は、一時的ではあったが、自ら炭疽菌製造に関与したことがあり、
また、2000年前後には、麻原の起こした事件による疑念に悩み、
上祐などの他の幹部信者に相談をしていたことがある。

また、他のアレフの幹部信者も、
上祐がアレフ教団全体の代表として活動していた2003年頃までに、
麻原・オウムが関与した一連の事件の事実を学ぶ様々な勉強会・集会に出席しており、
個々の事件を説明した資料の配布も受けている。

――オウム真理教事件の事実・真実の詳細については、ひかりの輪がまとめた総括文書に記していますので、そちらをご覧下さい。

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今なお続く、アレフの諸問題の告発と対策を行っています。
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