特集:オウム真理教の
北海道で発行されている
月刊誌『北方ジャーナル』(2012年9月号:8月13日発売)に、
特集 オウム真理教の"影"
「ひかりの輪」上祐史浩が鳴らす警鐘
宗教団体アレフが札幌で膨張する理由
と題する、上祐代表のインタビュー記事が掲載されました。
上祐代表は、インタビューに答えて、ひかりの輪とアレフ(オウム)の違いや、
現在特に北海道で組織拡大を続けるアレフの問題点について
詳しく論じています。
また、アレフ急増を伝える記事においても、ひかりの輪は取材にご協力しました。
以下は、同誌の公式ブログに掲載された記事の紹介文です。
【緊急インタビュー】
「ひかりの輪」代表役員・上祐史浩氏が語る
脱オウム17年の眼に映る社会、そして「アレフ」
「札幌の施設はアレフの最大拠点。
東京から異動した役員もいますよ」
今年6月、地下鉄サリン事件をはじめとする
一連の「オウム事件」で特別手配されていた
容疑者たちが全員逮捕された。
旧オウム真理教の流れを汲む宗教団体アレフが
沈黙を守る一方で、
かつての教祖との訣別を宣言した元幹部は、
事件捜査の節目を機に、
各メディアの求めに応じて貴重な証言を繰り返している。ローカルメディアの本誌に対しては、
とりわけ北海道内のアレフ会員増に警鐘を鳴らしつつ、
「麻原脱却」の真意を説いた。往時の饒舌とは趣きを異にする上祐史浩さん(49)の語りに、
耳を傾けてみたい。(聞き手・小笠原淳)【報道特集】オウム手配犯全員逮捕
その影で札幌道場、信者増加率No1
宗教団体アレフ 急伸の事情
札幌で、旧オウム真理教の流れを汲む
宗教団体「Aleph」(アレフ)の信者が急増している。同豊平区の施設(札幌道場)には
かつての教祖・麻原彰晃死刑囚の
写真をあしらった祭壇が設けられ、
教本などの資料が多数あることがわかっている。ヨガ教室を装った勧誘法で拡大を続ける教団は、
何を目指しているのか。
前世紀に起きた一連の事件の手配犯が
全員逮捕された今、
沈黙を守る彼らの影を追ってみる。(小笠原 淳)