大阪地区でインターネットを使ってのアレフと隠しての勧誘方法

アレフを隠したサークルに1年ほど通い、入会2か月後にアレフ脱会支援に相談してされた方の勧誘の方法をご紹介します。

この方(Fさん)は昨年「ジモティー」という全国の各地域のさまざまな情報を掲載するサイトで、〇〇・サークルというサークルの社会人の勉強会の参加募集の記事を見て、そのサークルに参加しました。それが「アレフ」を隠したサークルだったのです。

1年ほどZOOM(オンラインでの会議や講義などを行うアプリ)やカフェで週1回のペースでサークルの講座に参加しました。回数にすると約40回くらいです。講座の時間は、ZOOMのときは1時間、カフェのときは2時間くらいでした。はじめの段階で講座の受け方として、①ZOOMだけで受講、②ZOOMとカフェで半々で受講、③カフェだけで受講のどのやり方で受講するか聞かれたということで、Fさんは②のZOOMとカフェの半々で受講することを希望しました。サークルということで受講料は無料でした。

※今までアレフの勧誘で多いのは、アレフと隠したヨガ教室でした。そこでは受講料を払って行うことが多かったですが、Fさんの場合はサークルという形を取っています。今年に入り、名古屋地区での脱会支援でもボランティア活動のサークルを装ってアレフが勧誘しているということも分かりました。いろいろなサークルを装い勧誘していますので注意が必要です。


Fさんのサークルでの講義の内容は、

①カルマの法則:白い玉・黒い玉で善業(善いカルマ)・悪業(悪いカルマ)を説明する(これはアレフ独特なので、この話が出てきたらアレフと思って間違いない)
②輪廻転生 
③功徳 
④四無量心(慈悲) 
⑤アストラルやコーザルの話 
⑥冤罪:複数の冤罪事件の話のなかにオウムの起こした事件も冤罪だと織り交ぜて話した。
⑦陰謀論:冤罪と絡んで陰謀論の話もした。フリーメイソンの話やオウムの事件も陰謀だということも少し話した。

などでした。

※ヨガ教室という形でも。サークルという形でも話の内容は同じです。


ネットで情報を入れてはいけないと言われていましたが、Fさんはカルマの法則や輪廻転生などをネットで調べました。輪廻転生はチベット仏教などでも説いているし、おかしいとは思いませんでしたが、アストラルやコーザルを調べたらオウムしか出てこなかったので一瞬「?」と思いましたが、それ以上疑うことはありませんでした。また、「記憶修習」という言葉もネットで調べたところオウムしか出てきませんでした

※「ネットで情報を入れてはいけない」とアレフでは必ずこのことは言います。通っているヨガ教室やサークルでこのように言われたらアレフと疑った方がいいです。(もちろんネットだけではありませんが、ネット社会ですのでこのような言い方になると思います)


サークルに通いだしてから1年経ったころ、「もっと深く学べる図書館みたいなところがある。今まで使った資料がたくさんあるからいきませんか?」と誘われ、行ったところがアレフの道場でした。通された部屋には教祖麻原の写真はなく、そこでアレフであることを明かされました。そして、ダライ・ラマ法王も麻原のことを認めているというビデオを見せられ、その後、仮入会を勧められました。今思えば、そのときはアレフと聞かされて冷静に判断できなかったと思うが、仮入会ならいいかと思い、その場で入会金と6か月分の月会費合わせて2万円払いました。

入会後は、週1回ペースで道場に通いました。アレフということを受け入れようと思いましたが、どうしてもできなくて、2か月後にここのアレフ脱会支援に相談し、無事脱会しました。


※ヨガ教室または、サークルからアレフと明かされるとき「さらに高度な上の段階がある」という言い方をされることが多いです。「深く学べる図書館のような」という言い方は今回初めて聞きました。

ご自分の通っているヨガ教室、サークルに少しでも疑いがあったら、ぜひともご相談ください。




関西地区でのアレフ勧誘の実態

関西地区でのアレフ勧誘の手口の一例(Aさんの経験)をご紹介します。
Aさんはアレフに入会しましたが、麻原に対する信仰を求められることに抵抗を感じ脱会しました。

では、手順を紹介していきます。

Aさんは、友人からアレフの会員(Bさん)を紹介されました。このときAさんはBさんがアレフの会員であることはわかっていません。入会直前にわかります。
AさんはBさんと週1回程度、カフェで仕事の悩みなどのアドバイスをしてもらっていました。Bさんのアドバイスが素晴らしいので、どうしたらそのように考えられるのか聞いたところ、Bさんに「学んでいることがある、あなたも学んでみますか?」と言われ学ぶことになりました。

30分ほどの動画を2~3本自宅で見て、その後、Bさんと会い、Bさんは動画の解説をするという形で学びは進みました。1ヶ月ほどそれは続き動画は全部で10本くらい見ました。動画はヨガの基本的な教えで、チャクラなどの図や写真などの映像で説明のナレーションがある動画でした。

動画の学習が終わったときに、Bさんは、もっと学びたいかとAさんに聞いてきて、Aさんはもっと勉強したかったので、学びたい旨を伝えると、アレフの出家者が身分を隠して指導するヨガ教室を紹介されました。

1回2時間で1500円でした。場所はカフェなどでした。ヨガ教室と言っても学びが中心で、アレフの『ベーシック・ダルマ』という冊子のコピーを使って行われました。もちろん、まだアレフとはわかっていませんからその教材がアレフの『ベーシック・ダルマ』という冊子だということは、そのときはわかりませんでした。アレフに入会後に『ベーシック・ダルマ』であることがわかったということです。このヨガ教室での学びは2ヶ月くらいでした。

アレフと明かされたのは、ヨガ教室の最後のときで、「もっと真剣に学びますか?」と言われ「はい」と答え、アレフの道場に行きました。道場に着く直前にアレフであることを明かされました。もっと教えを学びたいという気持ちがあったのですんなり入会しました。

熱心に道場に通ったのは1ヶ月くらいでした。麻原に対する信仰、帰依などを求められることに抵抗感を感じ辞めたということです。


この事例で、アレフと隠したヨガ教室で使われている教材に注意してみることで、アレフと隠した勧誘であるか知ることができます。以下のような教材を使っていたら、アレフの可能性が

①ヨガや仏教の教えを初心者にもわかりやすく易しく解説している動画で、1本30分くらい、映像は図や写真で女性のナレーションが入っている。
 全部で10本くらいある。あらかじめ動画を視たうえで、勧誘者と会い視た動画の解説をする。

②アレフの『ベーシック・ダルマ』という冊子のコピー。もちろん、ヨガ教室の段階で『ベーシック・ダルマ』という名称は出さないし、アレフの冊子であるとは気づきません。ただ、冊子自体ではなくコピーを使うという点はポイントです。

『ベーシック・ダルマ』という冊子はイラストが入っていて、内容は、カルマ、輪廻転生、チャクラなどの説明です。もし、そのようなコピーされた教材が使われていたらアレフのヨガ教室の可能性は高いです。

そして、「もっと学びたいか、より高度な段階がある」など知識欲、向上心を刺激して勧誘してきますので、注意してください。

ご自分が通っているヨガ教室が少しでも怪しいと思ったら、ぜひ、問い合わせください。
ご相談に乗ります。
◆問い合わせ先:http://alephmondaitaisaku.blog.fc2.com/?cat=14





大阪:サークルを通じ学生を勧誘、書店キャッチ、勧誘の実態リスト

(2012-06-26 00:11:33 の記事)

 2012年6月24日、アレフに関して、以下のニュースが出ました。



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 「アレフが、サークルを通じ学生を勧誘 オウム事件知らない世代」(毎日新聞6月24日)

http://mainichi.jp/select/news/20120624k0000e040101000c2.html
毎日新聞 2012年06月24日 09時35分(最終更新 06月24日 10時51分)                                     

相談を受けた大学は、代表の学生から事情を聴いた。代表はオウム真理教から改称した主流派のアレフの信徒と判明。サークルで教団の勧誘をしていた実態が明らかになった。大学は「本来の目的を隠したダミー団体は認められない」との理由で、活動をやめるよう通告した。公安調査庁は、アレフが現在も松本死刑囚への絶対的帰依を徹底しているとみる。
現在の信徒は約1300 人。今年に入ってからも約80人を新たに獲得した。大学構内での勧誘と並び、共通の趣味などを情報交換する会員制のインターネットサービス(SNS)上 で、ヨガや癒やしなどに興味がある人に近づく手法が多い。勧誘時にアレフの名前を出すことはないという。・・・・(略)

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アレフが、関西の私立大学の構内で、アレフを隠したダミーサークル「オールジャンルサークル」として勧誘活動していることが発覚し、大学側がやめるよう通告したとのことです。わたしたちは、アレフが、アレフを隠したダミーの覆面ヨガ教室で、全国的に、洗脳的・詐欺的な勧誘活動を行っている問題を訴えてきましたが、最近も、何人かの勧誘された大学生から相談を受けたり、
情報を提供していただいたりしました。 
このサークルは、「関西の私立大学」とのことですが、関西では、これまで、ブログでご紹介しただけでも
(ご本人がアレフを恐がり、載せられない例もあります)以下の情報がありました。 


●大阪での、書店での勧誘(=「書店キャッチ」といわれている)の実例


 
大阪や名古屋では、以下の実例がありました。

>1 大阪・梅田の紀伊国屋書店の、精神世界や心理学のコーナーで勧誘を受けた大学生の例


>2 同じく、大阪・梅田の紀伊國屋書店で勧誘を受けた20代男性の事例

 
この日がなければ、今でも麻原・アレフに相当入れ込んで精神的に出てこれなかった(20代男性大阪)



>3 大阪・梅田のジュンク堂で勧誘を受け、アレフに入信、脱会できた20代女性の例


>4 菊地とともに「オウム真理教の陸上部=世界記録達成部」だったアレフ信者が、名古屋で覆面勧誘



大阪府での勧誘活動の実態
偽装ヨガ教室 
きっかけ: 梅田の書店の、精神世界や心理学コーナーなどで、声をかけられた複数の情報あり。 
その後、メールの交換、お茶をし、ヨガ教室に勧誘の複数情報があり。

主催地: 大阪市内 今里駅近辺

ヨガの先生や、勧誘員: こ○げ(名字)  30代 女性 在家信者)、か○○た(女性、在家信者)、S(男性、40代男性)など、

勧誘員、先生: 他にも多数いると思われる
指導法: 個人指導、教室指導などいろいろなパターンあり 

・偽装ヨガ教室に勧誘された実例のあるmixiアカウント  碧 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4442837

公共の利益に関して
※現在、アレフであることを隠して、アレフ信者が運営する(覆面)ヨガ教室が犯罪・社会問題にも発展してiいます。詳しくは以下のページをご覧ください。
>>アレフの現在の問題などの報道ページへ
社会問題となっている中で、わたしたちはこれまで、そうした地域で、アレフからの勧誘を受けた方からの相談から詳細な情報
提供もあり、詳細を知り得ています。
覆面ヨガ教室などにより、信者数を急増

 報道によると、アレフは、団体の規模も、出家者は推定200名前後と大規模で、ニュースにもある詐欺的・
洗脳的な教化によって、昨年2011年だけでも200名以上の新規信者を獲得し、2012年の前半で80名以上獲得したとのことで、構成員は1300名を超えて急増させています。

事件被害の賠償契約の不履行
 一方、オウム事件の賠償契約は不履行で、契約の更改は拒絶し、
第三者として寄付をするのみです (その理由は、寄付ならば関与を認めたことにならず、教団防衛になるから)。
・アレフ信者の資金に
 その一方、経済報告をする対象もない中で、
流動資産が4億にも上り、都内に大型のビル物件を取得し、資金力も急増させています。アレフ信者が運営する覆面ヨガ教室の受講料は、実質的にアレフ信者の資金となっています。

被害者支援機構より、調停申し立て中
 また、現在、オウム真理教犯罪被害者支援機構より、賠償の支払いと、
オウム真理教の教材(著作権が支援機構にある)を、無断で販売しないよう求める調停を申し立てられています。
 こうした状況のアレフ信者ら、オウム事件を「オウムの犯行ではなく何者かの陰謀」との虚偽を流布したり、「事件を正当化したりする」などの言動が、著しく社会的な規範に反しており、洗脳的=詐欺的な行為の疑いがあり、大きく被害者支援機構との賠償契約に反していること、そして、本ブログに多数の問い合わせが続いていることを深く憂慮し、公共の利益に鑑みて、やむなくプライバシー権を考慮しても、イニシャルのみ、公表することにいたしました。
●何らかのさらなる対応が必要とされています

 
アレフでは、アレフを隠した覆面ヨガ教室関連で、刑事事件が起こっています。


>>5月30日、詐欺容疑でアレフ信者が3人逮捕

>> 6月21日、ヨガと偽りアレフ入会金詐取事件、2容疑者を起訴 大津地検(産経新聞)

起訴されました。

 本ブログでは、6月1日に、アレフの詐欺的なヨガ教室(アレフを偽装したヨガ教室)の全面活動停止を求めました。

 そしてこれまでも、知り得た可能な限りの情報を告発していますが、こうした続いている相談からは、その手口をやめる気配が感じられません。

 ひかりの輪では、昨年までに50人、今年に入ってからも15人以上の方の脱会支援をしましたが、
それは、わたしたちのブログの告発情報を見て、「怪しい、もしかして・・・」と気付いてコンタクトしてくれた
方にすぎません。

 本日、記事を出しましたが、なんらかの形で、活動禁止の手段が必要と思います。

 この毎日新聞のニュースには、公安調査庁によると、「アレフの現在の信徒は約1300人、今年に入って約80人を新たに獲得」と書いてありました。

 それなのになぜ、公安調査庁はアレフの膨張を阻止できる「再発防止処分」を、アレフに適用しないのでしょうか?
 適切な対応を望んでおります。

 詳細は以下の記事に掲載しています。




>>公安調査庁が、「アレフの危険な膨張」を、放置している問題




プロフィール

アレフ問題対策室

Author:アレフ問題対策室
▶アレフへの疑問、脱会しても大丈夫か、スムーズな脱会の方法等ご相談ください。ひかりの輪スタッフは脱会して13年、呪縛から解放され幸せです。
▶ご家族がアレフに入信して困っているご家族の方のご相談も、多数いただいております。
▶元・オウム・アレフ信者の経験から、150名以上の脱会を支援してきました。
▶アレフの内情も知り尽くしています。
▶アレフ勧誘の前段階・アレフを隠した偽装ヨガ情報を公開中。おかしいと思ったらこちらを
▶今なお続く、アレフの諸問題の告発と対策を行っています。
▶ひかりの輪STAFFの4人が運営しています。(主な担当者:山口・宗形・広末・細川)

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