「アレフ脱会例・入信を未然に防いだ例」目次・まとめページ
「アレフ脱会例・アレフ入信を未然に防いだ例」
カテゴリーの目次ページです。
このカテゴリーでは、
①「アレフ脱会例」として、アレフ入会後に疑問や葛藤を持ち、ひかりの輪に相談してこられて無事アレフを脱会することができた方々の例を一部ご紹介しています。
②「アレフ入信を未然に防いだ例」として、アレフ入会直前だった方や、アレフと隠してアレフに勧誘するヨガ教室を辞めることができた例をご紹介しています。
①アレフ脱会例
1.>>ひかりの輪に相談し、「脱会したら地獄に堕ちる」と引き留められたアレフを脱会できた(Hさん20代男性)
私は、かつてアレフに所属していましたが、アレフが麻原崇拝やオウム事件の宗教的肯定をしていることに疑問を感じるようになり、ひかりの輪の皆さんの援助を得て、アレフを脱会してひかりの輪に来ました。その経緯を書きたいと思います。(Hさん 20代 男性 東京)
2.>>アレフにあった麻原やオウム事件への疑問を、ひかりの輪に相談し脱会できた(Bさん20代女性 関西地方)
書店で声をかけられ、アレフと隠した覆面ヨガ教室に入り、アレフに入信してしまった方が、その後、オウム事件の現実との葛藤や疑問から、ひかりの輪に相談され、脱会できた事例をご紹介します。
3.>>オウム事件を知らずアレフに入信、疑問を感じひかりの輪に相談・脱会できた(Cさん男性 20代 東京都)
オウム事件のとき、まだ子どもだったことから、アレフ・オウムのことをよく知らずに、入信してしまったCさんという20代の男性が、アレフを脱会できた事例をご紹介します。
4.>>平田本人かもわからない? 平田容疑者逮捕やオウム事件へのアレフの姿勢(Dさん20代男性・東京)
2012年1月に、昨年末に、平田容疑者が出頭して以降の、アレフの平田容疑者逮捕に対する姿勢に、疑問を持ったアレフ信者から、相談のメールをいただきました。
この方も、偽装ヨガ教室で勧誘された20代男性だったので、まだアレフ信者の期間も比較的浅く、そのメールをきっかけに、事件の事実等をお話しし、無事脱会することができました。
このことから、事件や平田の件に関するアレフの姿勢を知ることかできましたので、ご本人の掲載許可をいただき、こちらに掲載します。
5.>>オウムを知らない若い世代が私と同じことを繰り返してほしくない(Dさん20代男性・東京)
2012年1月に、昨年末に平田容疑者が出頭した際の、アレフ内部の姿勢に疑問を持ったアレフ信者から相談のメールをいただきました。
この方は、2011年8月に、ミクシィで偽装ヨガ教室に勧誘され、2011年9月にアレフに入信した20代男性でした。
まだ、アレフに入信して信者であった期間も、4ヶ月と比較的浅く、わたしたちのほうで、事件の事実等をお話し、脱会を支援させていただいた結果、約1ヶ月後には、無事脱会することができました。
今回、「オウムを知らない若い世代が、私と同じ事を繰り返さないために」と、詳細な体験談を、ブログに寄せてくださいましたので、こちらに掲載します。
6.>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」① Eさん20代女性
偽装ヨガ教室をきっかけに、アレフに入信することになり、ひかりの輪の「アレフ洗脳被害脱却救済窓口」にメールでご相談くださり、その後、二ヶ月後に、無事脱会できた方の実例をご紹介します。
「もう苦しくてどうしようもない、死ぬことも考える、たすけてください」
という、たいへん深刻で急を要する、アレフに入信したことで引き起こった悲痛な悩み相談のメールでした。
アレフに入信して1年4ヶ月になる20代の女性の方でした。
「かつてオウム・アレフの経験者だからこそ何とかしてくれるのではないか?」と思って連絡をくださったとのことでした。
7.>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」② Eさん20代女性
上記6.>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」① の続きです。
8.>>Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか① 「麻原に救済されなければ、三悪趣に落ちてしまう」
「アレフ洗脳被害相談救済窓口」にご相談くださった、Eさん(20代女性)との、やりとりをご紹介しました。
上記6.>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」 ①
上記7.>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」 ②
たいへん深刻で急を要するご相談だったので、その後、名古屋支部の山口が、5~6回ほど、1回の電話で3時間くらいお話しして対応させていただいたところ、Eさんは2ヶ月後に、無事アレフを脱会することができました。
脱会後も苦しんでいらっしゃいましたが、現在は、心も落ち着き前向きになったとお聞きして、ほんとうによかったです。
以下、二ヶ月で、彼女が具体的にどのようにして抜け出すことができたのか、以下、山口の文章でご紹介します。
9.>>Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか② 多くの人を現実に不幸にしていく、危険なアレフの教え
上記8.>>Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか① の続きを掲載します。
②アレフ入信を未然に防いだ例
1.>>アレフ入信寸前(北海道・東京で勧誘)だった、18歳の男性と上祐代表のメールやりとり
北海道や東京で、アレフの勧誘活動を受けた実例と、そこからの脱却のプロセスについてご紹介します。
以下の一連のメールは、2009年にアレフに入会寸前だった東京在住の18歳(当時)のTさん(男性)と、上祐代表のやりとりをまとめたものです。
Tさんが、上祐代表の公式HPにメールをしてきたことをきっかけとして、メールや直接の面会によって、詳しい説明や資料提供を受け、麻原とオウム、アレフへの信奉を解いていったプロセスが、克明に記されています。
また、アレフの勧誘活動の実態も、よりリアルに記されています。
2.>>この日がなければ、今でも麻原・アレフに相当入れ込んで精神的に出てこれなかった(Dさん20代男性大阪)
昨年2011年に、アレフへの入信を未然に防ぐことのできた、Dさんという大阪の20代男性の事例をご紹介します。
防ぐことができたきっかけは、上祐宛に来た、相談メールでした。
3.>>大阪・今里駅近辺の、アレフの覆面ヨガ教室の勧誘の状況(Gさん20代大学生・大阪)
今回は、大阪・梅田の紀伊國屋書店で勧誘され、
大阪府・今里駅近辺の、覆面ヨガ教室に通ったものの、
アレフと関連があるのかと本対策室にご相談をいただき、
覆面ヨガ教室の段階のみで、それ以上の詐欺的な教化を受けずにすんだ方からお聞きした、
勧誘の実態についてご紹介します。
4.>>アレフと知らずにいつの間にか関わっている。大阪のアレフを偽装した覆面ヨガ教室(Zさん30代女性)
また、アレフを偽装した覆面ヨガ教室へのご相談が数件あり、無事、アレフのヨガ教室をやめることができた方のケースをご紹介します。
Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか② 多くの人を現実に不幸にしていく、危険なアレフの教え
昨日の、以下の記事の続きを掲載します。
>>Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか① 「麻原に救済されなければ、三悪趣に落ちてしまう」
■「自分は煩悩が多く、汚れているから、だめなんだ」
また、
「自分は煩悩が多く汚れているから、自分はだめである」
という卑屈が強まったことが一番の原因でした。
メールを読むと元々卑屈になってしまう傾向のある方であるので、
それに関しては、


そうやって生かされているということは、
ということを話しました。
この二点によって、
■職場の人たちとコミュニケーションを遮断して、
暗くなったことのもう一つの原因である、
遮断というのは、他の人との間に壁を作ることであり、
それは人間として、不自然なことだ。
人間は、人との関わりの中で生きている存在であ るので、
その事実と反した、他との関わりを断つことによって、
他との関わりの中で生きていることを認識できない、
孤立した意識状態になるので、暗くなって当然で ある。
人間は、人や自然など、すべての他との関係性の中で生きている、
自己中心的になり、他のことを考えることはできなくなる。
自己中心的になると、心は暗くなる。
そうでなく、他のことを思いやる、慈悲の心を持つことで、
アレフは、四無量心(慈・悲・喜・捨)を盛んに言うが、
言うだけで実際には、四無量心が育 つどころか、
アレフの教えは、「自己中心的な心になる教え」
「職場の人とも話をしないように」という、
■アレフが「事件をやっていない」ということが間違っていること
事件のことに関しても、アレフが「やってない陰謀だ」
アレフの、特に出家者は、
自分の信仰が揺らぎ、崩れてしまうので、そうならないように、「
自分にも「やってない」と思い込ませている。
しかし、どう考えても裁判も行われ、
いくら何でも、「警察、裁判所、
などというのは、被害妄想もいいところで、
当たり前に、普通に考えて、
また、麻原は子供のころから被害妄想が強く、
それも子供っぽい考えであり、
とにかく、「被害妄想的体質」がオウムにはある、
以上のようなことを5回に渡って話しました。一回につき、
3回ほど話した時点で、Eさんの脱会する意思が固まりました。
そして、彼女は、行政書士に依頼して、脱会届けを支部に送って、
二ヶ月後に、アレフを正式脱会しました。
■Eさんが洗脳されているな、と感じた点
Eさんが洗脳されているな、と私が感じた点を整理してみます。


麻原がいい転生に導いてくれる」と信じていること。



自分の行為や世間の人たちの行なっていることを、
一つ一つ(いちいち)輪廻転生と結びつけて考えて、
「普通の生き方では、三悪趣に落ちてしまう」として、
以下にEさんからのメールから、
「綺語を話してはいけない、現世遮断だ」と思い、
会社の人とも話さないようにしました。
道場ではだれも笑わないので、「修行者は笑ってはだめなんだ」
あまり笑わなくなりました。
綺語やテレビや食欲や恋愛の話をしている会社の人とは、
「現世がすべて色あせて見えて、
何をしてもどうせ死ぬんだからやる意味がないんじゃないか、
カップルや親子の情など見ても、「無常なのに」とか、「
冷めた目で見たり、屈折してしまいます」
(はじめてのメールから)
「オウムの生き方が修行がすべてだ」と思い、
道場で修行することが一番の目的で、
時間に追われ、
(ひらすら記憶修習ばかりして、思索→実践をしなかったので、
それをしたら違っていたのかな、と思ったりもします)
自分ではいいと思っているけど、
「普通の人にとっては、ただの危ない宗教だから勧められないな」
会社で仲良かった人やみんなに、「入ったほうがいいよ」
「むしろ入ったほうがいいよ」なんて言えないけども、
「じゃあこの人たちはみんなどうなるんだろう。三悪趣か」
「楽しみもとめてたらだめなのに!」とか、「それは悪業だし!」
だんだん批判心が強まっていって、
「ひかりの輪の講話を読んでも、
『アレフの教義はこうだから、これは違うんじゃないか』とか、
アレフを軸に判断してしまいます。」
「一般的なひとがやるレジャーに行くだとかも、『徳が減る』
(2回目のメールから)
■ アレフの教えは、本当に間違っている
私は、Eさんと話していて、オウム・アレフの教えは、
信仰していけばいくほど、暗くなって、
もちろん、この人の、もともとの卑屈さというものもありますが、
「自分は汚れている、そのままだと三悪趣、
と徹底的に自己否定をして、さらに世間での生き方を馬鹿にし、
「そういう生き方では三悪趣に落ちる」
と言い、
「アレフの修行以外、生きる価値・意味はない」
と思わせられれば、
人との関係も遮断して、
オウム・アレフの現実否定の教えの問題点を、
■ 「自分たちは真理に気付いた偉大な魂」
オウム・アレフは、
「自分たちは真理に気づいた、偉大な魂である」
という教えで、生きる意欲を与えていました。
今もそうなのでしょう。
さらに、麻原がいるころは、終末予言があり、
「選民である自分たちが生き残る」
というシナリオがあったので、
しかし、終末の時期を過ぎた今は、それはないので、
「単に、真理に巡り合えた稀な素晴らしい存在としての自分」
という自己存在価値を与えられることによって、
ですから、このEさんのように、
■ 「生き残る選民」
終末予言があるころは、
「生き残る選民」
ということで、自己価値の方が、
この点を考えると、今のアレフの信者は、
しかし、この原稿を書いた後で、なんと、アレフが最近、
「第三次世界大戦が起こる。だから時間がない。だから、
と、新たな予言の概念を使って、
これは、意義を感じさせるためにそうしたのでしょう。
■ 多くの人を、現実に不幸にし、犯罪を生み出すオウム・
現実世界の中で幸福を感じることのできない人たちに、
(もちろん間違った形ですが)ために、「選民思想」を使い、
自己存在価値・意義をくすぐるオウム・アレフの教えは、
本来の宗教は、この現実世界の中でどのように考え、
どのようなものの見方・
私たちはこの世界に生きているのですから。
宗教は、本来、人が幸福に生きるために存在するはずですが、
オウムは、信仰している人も、そしてそうでない人も、
Eさんも家族とトラブルを起こしました。
そして、この世界を否定するというオウムのものの見方が、
サリン事件という破壊活動を生み出す元になっているのですから、
その現実否定の教えは危険であり、
■ 脱却経験者だからこそわかること
また、「オウム・
相手が、「どうして、そういう考え方に陥っているのか」は、
わかるからこそ、何を伝えれば、言えば、
そうでないと、的外れのアレフ批判になる可能性もあり、
相手に「わかってないなあ」と思われてしまい、
■ 脱会した後、生き方の軸を確立することが大切
そして、単にアレフを脱会しただけでは、
アレフ脱会は第一段階で、第二段階は、オウム・
そうしてはじめて、オウム・
そして、Eさんと話をしている最中、「
つまり、「事実と信仰の違い」
洗脳されている人たちは、「オウムの信仰での解釈が事実である」
しかし、洗脳のない人は、「それはオウム・
Eさんに話をするときも、その点を強調してお話しました。
Eさんがアレフ脱会でき、本当によかったと思います。
あとは、わたしたち もそうでしたが、脱会した人は、
あとは、今後何を指針にして生きていけばいいのか、
例えば、ひかりの輪の説く教えのなかで、
三悟心経という、
そのなかの「万物恩恵、万物感謝」
もちろん、
Eさんがこの世界を肯定的に、明るく、
ところで、Eさんは、最近、以下のメールをくださいました。
「
今後、どこかの宗教団体に入って修行したいとは思いません。
このどん底の体験を乗り越え、日々感謝の気持ちを思い出し、
笑顔で過ごせるように、自分らしく生きていきたいと思います。」
Eさんが、このような気持ちに戻れて、本当によかったです。
Eさんらしい、現実の日々の中での幸せを願っています。
Eさんはどのようにアレフから抜け出せたか① 「麻原に救済されなければ、三悪趣に落ちてしまう」
昨日までに、「アレフ洗脳被害相談救済窓口」
>>一通目 「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。
>>二通目以降 「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。
たいへん深刻で急を要するご相談だったので、その後、名古屋支部
脱会後も苦しんでいらっしゃいましたが、現在は、
以下、二ヶ月で、













■最初のEさんの状況 「アレフの信仰を始めて、自分がどんどん暗くなっていった」
私はEさんと、5~6回電話で話をしました。
彼女は、アレフ脱会はしましたが、まだ、
彼女が一番始めにひかりの輪に連絡を取ってきたときは、
「アレフの信仰を始めて自分がどんどん暗くなっていき、
という状態でした。
そういう状態でしたから、アレフを辞めたいと思っているのに、
まず、なぜ彼女が暗くなっていったかということを、
「’カルマ落とし’がこわくて、『ああなったら、
『楽しんでたらだめなんだ、苦しまなければいけないんだ』
と精神的にちぢこまっていきました。
『綺語を話してはいけない、現世遮断だ』と思い、
会社の人とも話さないようにしました。
道場ではだれも笑わないので、『修行者は笑ってはだめなんだ』
あまり笑わなくなりました。
(ウソをついてる後ろめたさや、三悪趣えの不安や、
「みんなにオウムとばれたらどうなるのか」との不安や、
カルマ落としの恐怖で、心が暗くなっていたのもあると思います)
綺語やテレビや食欲や恋愛の話をしている会社の人とは、
話すことがなくなりました。」(最初のメール)
「人とかかわるのが大好きで、笑顔で生きていた自分が、
人が嫌いになり、笑顔がなくなりました。
盲信と、『一日1回の食事が聖者の食事である』
笑えず、別人のようになりました。
自分が自分じゃないように本当に暗くなり、
アレフの人に、『精神的に苦しい』と相談しても、
『真理に巡り合い、サットヴァの光に照らされて、
あなたの本質は暗かった』と言われ、
『自分って暗くてこんなにも汚い人間だったんだ』
と、もう最低な精神状態でした。
教義や戒律が頭に入っていて、いちいち照らし合わせたりして、
自分を表現できなくなりました。」
(後日のメールから)
■辞めたくても辞めることができなかった理由
また、ご家族にアレフをやっていることがわかってしまい、
「皆、猛烈に反対し、どんなに危険な団体か説得されました。
しかし私は、“事件ははめられたもの”といわれていたし、
『そんなことは関係なく教えが素晴らしいのだから問題ないはず、
ここをやめたら三悪趣やし私の輪廻はどうなるんだ』と思い、
やめたくありませんでした。
(私は鈍感で神秘体験はまったくありませんでした。
そもそも修行の経験や教えの実践で、自分が変化したとか、
徳のエネルギーなどの確信があったわけではなく、
書籍や説法を読んで、自分が自分で勝手に追い込まれていって、
「やりたいやりたくない」とかではなく、
「やめられない」ということだけでやっていました。)」
「辞めると嘘をついて、隠れて続けようとしたのですが、
ついたウソがばれ修羅場になりました。
「やめる」と言いつつ、アレフの方と連絡を取り、
(やめるにやめれず、やるときめたのは私です。
「辞めたと思われたくない」
「今まで時間とお金をかけてがんばったしもったいない」
という気持ちもありました。)」
「 このまま続けれる気はしませんが、
辞めてもどうすればいいのかわからないし、
変なプライドからか、やめるというのが嫌で、
ずるずるなんとなく生きていま す。
(「この人たちはグルに済度され、
と嫉妬心や卑屈や嫌悪や、
「入信しなければ、こんな今じゃなかっ たはずなのに」
という恨みのような感情も出てきます。)
選んだのは自分なのですが、どうにもこの感情が止まりません。」
電話でも、Eさんは上記と同様のことをお話されていました。
■「麻原に救済されなければ、三悪趣に落ちてしまう。
Eさんが、辞めたくても辞めることのできない、
「麻原に救済されなければ、三悪趣に落ちてしまう。
そのことに対して、私は以下の3つのポイントから話しました。

100%あるという証明はできない。
だから絶対に転生して悪い世界に落ちていくということも100%

仏教での輪廻転生の仕組みはどうなっているのかを話しました。
具体的には、釈迦牟尼が前生において地獄から脱却した話と、『
自分のことしか考えない自己中心の心が悪趣に生まれ変わらせ、
その反対に、
「麻原に頼らなければよい転生ができない」ということはない、

「何をもって、麻原にそういう力があると言えるのか」
麻原がそのような力をもっているということを、
それはアレフでの信仰であって、事実ではない。
彼らはそう思っている(あるいは思いたい)だけであり、
麻原が、もし「絶対的神秘的力」を持っているなら、なぜ、
今の彼の状態から、普通に当たり前に考えて、
それほどの力があるとは思えないのではないか?
また、本当に絶対的神秘的力があったら、
刑務所から出てくることもできるだろうし、
超常的力を多くの人に見せて、
信仰させることもできるのではないか?
しかし、それをやってないということは、
などという主旨の話をしました。
もちろん、1回話ただけで、
彼女は、私にそう言われれば、「そうか」と思うのですが、
しかし、それは、はまり込んでいるため仕方のないことで、
続く
「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」② Eさん20代女性
一昨日ご紹介した以下の方の、続きをご紹介します。
>>「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。
アレフに入信して1年4ヶ月になる20代の女性の方でした。
「かつてオウム・
今回は、アレフの洗脳被害者を防ぐために、
かつてご自身がどのような精神状態になってしまったか、
(※なお、念のため申し添えます。
本ブログでは、当然のことながら、ご本人に無断で、
個人的なご相談ですので、公開することはありません。
これからご相談下さる方は、
※以下は、アレフ側にご本人が特定されないよう、メールの時期、













■ひかりの輪の「アレフ洗脳被害者相談救済窓口」から、
(略)
アレフで魔境と言われている、
とても勇気がいることだったとお察しします。
それ以上に、たいへんお辛い状況でいらっしゃるとお察しします。
Eさん(お名前がわからないので、
といいますのは、
また、オウムを隠して若者を集めるヨガ教室や、
それよりも一番は、わたし自身が、二十歳でオウムに出家し、
そして、どうやったら、その苦しみから抜け出せるのかも、
アレフのそのやり方は、残念ながら、普遍的な真理なのではなく、
本当の宗教は、輪廻転生の理論を使って、人を脅したりしません。
もっと、心が自由に、幸福に、その人の心が輝いていくものです。
自分を特別視して、プライドを満足させたり、自と他を比較して、
また、神秘体験は、わたしはたいへん体験しやすいタイプで、
オウムでは成就者とされていましたが、
人の中には、そういう体験をしやすいタイプの人と、
それは、単に、耳がいい人と悪い人、
単純な、特徴でしかなく、
それをするから、優れている、
(略)
以下にいくつか、参考になりそうなものを載せます。
アレフから脱会して、
http://www.joyus.jp/
また、アレフのことは、以下のように考えています。
http://hikarinowa.net/public-
わたしは、オウムにはまって抜け出した経験から、
http://hikarinowa.net/public-
Aさんは、Aさんですか?
Aさんの洗脳教化のことは、よく存じています。
このメールのやりとりでもよいですし、
もしよろしければ、直接お会いして、
お会いしたからといって、ひかりの輪に入らなければならない、
ということはありませんので、安心なさってください。
もちろん、入りたい方は自由です(笑)
まずは、今の状況を解決することが、先決と思います。
お返事お待ちしております。













■Cさんからの2通目のメール
お返事ありがとうございます。
Aさんというのは事件前から入信してらっしゃる信徒の方です。
お会いしてお話してみたい気もするのですが私は◎◎◎
先日のイベントは、グルの超越神力についてのお話で、素直に、
そして信徒の方々の神秘体験等も、正直、
そして、「どうせ私はグルからは見放されているだろうし」
サマナのかたには、「パイプはある(※アレフ信者の言う、
という感じでした。
「信じて頑張っていいものかわからないから、頑張れないんだ」
「頑張ってなくて結果が出てないからだよ、
みたいな感じでした。
(実際に疑念や不信や自暴自棄で、
「事件はオウムではない」というジャーナリストが書いた記事も、
入信してから、教学をしていく中で、
「説法はこう言っているし、
と、自分で自分を追い込んでいました。
「オウムの生き方が修行がすべてだ」と思い、
(ひらすら記憶修習ばかりして思索→実践をしなかったので、
自分ではいいと思っているけど「普通の人にとっては、
会社で仲良かった人やみんなに、「入ったほうがいいよ」
「むしろ入ったほうがいいよ」なんて言えないけども、
「じゃあこの人たちはみんなどうなるんだろう。三悪趣か」
「楽しみもとめてたらだめなのに!」とか、「それは悪業だし!」
今現在アレフに行くことについて、非常に家族との関係が悪く、
アレフについて「絶対だめだだめだ」と言ってきて、私が行く以上
「何のためにうまれてきたの?
本当は私が憎たらしいでしょうが、文句以外は、
(入信してから「アレフで修業しなきゃ」
「辞める」とウソをついてはばれ、「アレフの人じゃない」
それでも優しくしてくれる家族や親族がいて、
サマナの方には、「真理の邪魔をして、
「あなたが頑張って天界に行くカルマを作れば、
「食べて寝てばっかりしてたら徳がなくなるよ」と言われます。
今年、病気で倒れて危なかった方に、その本人が知らない、
ほか体験談などを読んだりすると、
{歓喜や悦の状態ってどんなんだろう?」
やはり何らかのエネルギーはあるのですよね?
信じたいのですが、事件のことでの社会からの圧力や、
「もし本物のグル、宗教で、
ひかりの輪にも興味はありますが、家族からしたら、
ひかりの輪に入れば転生がどうにかなるとかあるのですか?
(おまかせくださいとはいえませんよね。
ひかりの輪では転生についてはどうなるのですか?
グルがポアしたり、
「やはりそういう力があったんだですよね?」と思うと、
やっぱり力ああるのかなーとおもったり。)
ひかりの輪の講話をよんでも、
そして生まれ変わりとかスピリチュアルなこともうんざりになりま
アレフをやめたら徳はどこで積むのですか?
どこかに入って徳を積むためにお布施をしたところで、
信じなきゃお布施なんてできませんよね。。
転生や神秘的なことを信じる私にとって、アレフを辞めることは、
みんなそれぞれの宗教や思想がいいとおもってやているし、
(アレフがいいと思って入ったけどそれが違かった
→いいと思ったものが違かったなら、
信じて続けなければ結果は出ないけど、
逆にもう、何も信じたくなくなります。
何のために生まれてきたのか、なにを軸に、
一般的な人がやるレジャーにいくだとかも、「徳が減る」
恋愛とかも気持ち悪くてできませんし、
私のこのもやもやが解決することはあるんでしょうか?
だらだらとわかりにくい文章ですみません。
またお返事いただけるとありがたいです。
ご相談の内容が深刻なので、メールだけは対応が難しいため、
■ひかりの輪「アレフ洗脳被害者相談救済窓口」からの2回目のご
(略)
地方にお住まいとのこと、どちらの県にお住まいですか?
わたしは長野県ですが、今月は上祐代表が、
沖縄、九州など含め、全国的に誰かしら、毎月いろいろなところに
行っていますので、
そのとき、ぜひお会いして、
たくさん、お聞きになられたいこともおありと感じます。
わたしも、昔は、グル信仰をやめることができませんでしたが、
やめた今の方が、比較にならないほど、幸せになりました。
だから、大丈夫です。
わたしも、Eさんのように疑問を持ってから、
その苦しみが、新たな道を開いてもくれると思います。













■Eさんからの3回目のメール
(前略)
こちら方面にもに来ることはあるのですか?
こられたとしてもそれがいつになるのか知りませんが、
「自分には徳がないのか」とか、「
(嫉妬心や嫌悪がつよく、ストレス解消に食べまくって、
自分の潜在意識に、変なものしか詰まってないだろうし、
グル信仰をやめて、死後どうなるのですか?
(やっていたときも、
「いつ徳がなくなり、苦しみばかりになるのか?」と思ってしまい
「もう私には、虚しい輝きのない人生しか残ってないのだろうな」
(いま特に、いじめられたりとか、お金がなくて貧乏とかはなく、
前のメールの疑問やこのメールの疑問など、いま、
そして、Eさんの場合は、「今すぐ解決したい」
次の記事では、この方の脱却支援を担当した山口(
「アレフに入信して苦しくてどうしようもない。死ぬことも考える。助けてください」① Eさん20代女性
先日、「アレフ新規信者、北海道で突出…全国の36%」http
それと同じように、偽装ヨガ教室をきっかけに、
「もう苦しくてどうしようもない、死ぬことも考える、
という、たいへん深刻で急を要する、
アレフに入信して1年4ヶ月になる20代の女性の方でした。
「かつてオウム・
数回ほど、メールのやりとりをさせていただいたところ、
彼女の、アレフにいた期間は一年4ヶ月という、
この事実に、わたしたちは、改めて驚かされ、
脱会後も苦しんでいらっしゃいましたが、その後、心も落ち着き、
今回は、このブログの趣旨にご賛同いただき、
アレフの勧誘活動の実態、入信後の洗脳的教化活動の実態、
(なお、アレフ側にご本人が特定されないよう、メールの時期、















1.Eさんから最初に来た、「アレフ洗脳被害者・相談救済窓口」
■ ミクシィから、カレーの会、偽装ヨガ教室に勧誘される
アレフについてご相談したくメールさせていただきました。
文章力がないため読みにくいだろうと大変申し訳ないのですが、
私は今20代の女性です。アレフに入信して1年4ヶ月になり、
入会する前は、スピリチュアルに興味をもち、
入会する三年ほど前から、
たくさんの人と出会い、人と関わり人から学んだり、
最初、ミクシイでメールをもらい知り合ったかた(Aさん)
私以外は、Aさん含め三人いました。(みんな信徒でした。
ヨガの話などもしました。3回ほどカレーの会をして、
ヨガの教室は、Aさんの家に先生を招いたりして行われ、生徒は、
アーサナの教室の次は、勉強会でした。
Aさんの家で、Aさんと女性信徒と私と三人で、
「間があくとあまりよくない」と、週一で開催され二、
生まれ変わりは信じていたものの、
これまで、
■「第二段階」で、アレフと明かされる
彼らは、「自分たちは道場で勉強している」と言っていました。
勉強会も進んでくると、Aさんは、「
私もそんな風に言われると、とても興味が出て早く’第二段階’
いよいよ時が熟したらしく、第二段階の入会に進めるとのことで、
はじめ、見せられてびっくりしましたが、
勉強会のときも「パッケージや見た目で判断するのではなく中身で
なので、グルが麻原氏でも今まで勉強会での教えが自分にはまり、
(麻原氏を打ち明けられた時、「まだオウム真理教ってあったんだ
■アレフ入信後、アレフの修行実践で変わってしまった自分
教えを学ぶ前から、『自分が心の持ち方で、
アレフの道場の本を読んでいくと、「楽しみを求めてはいけない」
本も、「一般の本はあまり読まないほうがいい」と言われていたの
人のためになれる’何か’を求めていたので、「これだったのか!
本を読むのが好きだったので、教学のお話を早く読みたくて、
食事にとらわれていて、餓鬼に落ちるのがこわくて、
私は家族と実家で暮らしています。
「少しでも多く説法を聞かなければいけない」とのことで、
親には「ヨガに通っている」と言いましたが、毎日夜遅い、
「オウムに入ったことが、家族には、ばれたら絶対まずい」
「真理を実践するためのウソはウソにならない」と言われたので、
ヘッドギアを洗って干したのが見つかり、「オウムみたい」
ウソをつくのでばれないように、詮索されないように、
ウソをつくので、目をあまり合わせられなくなりました。
私は「道場での修行だけがすべてだ」と思い、「
’カルマ落とし’がこわくて、「
「綺語を話してはいけない、現世遮断だ」と思い、
道場ではだれも笑わないので、「修行者は笑ってはだめなんだ」
綺語やテレビや食欲や恋愛の話をしている会社の人とは、
入信前は笑ったり話したりするのが好きで、
笑顔を忘れず、文句や悪口をいわないようにし、
あまり話をしなくなり、笑わなくなり、痩せこけていく私を、
自分でも思いますが、明らかに人が変ったようになりました。
コミュニケーションの仕方が、あまりわからなくなりました。
心がどんどん暗くなり、なにか違和感やずれを感じていましたが、
「サットバの光で照らされて、性格が暗い本質が出てきたんだよ」
■家族とのトラブルが生じる
入信して半年くらいたったとき、離れて住む家族と、今まで(
皆、猛烈に反対し、どんなに危険な団体か説得されました。
しかし私は、「事件ははめられたもの」といわれていたし、「
(私は鈍感で神秘体験はまったくありませんでした。
辞めると嘘をついて、隠れて続けようとしたのですが、
「やめる」と言いつつ、アレフの方と連絡を取り、
(略)
家族がその1、2ヶ月後に来たときに、また追及され、
サマナや法友には、「私がアレフと周りに知れたら嫌だから、
教学をしっかり理解し思索できているわけではないし、
しかも、私の体は痩せてげそげその餓鬼のようなからだでした。
「ウソをついて身内を傷つけてまで、
(略)
■今後どうすればよいかわからず、自殺を考えるようになる
一生一人でアレフを続けていく自信がなかった私は、
しかし心の中では、「やめたらどうすればいいんだろう、
「家にいるから、家族の影響で不安定になるから、
そのアレフの信徒の方々はとてもいい人ですし、
家族に病院に連れて行かれ、検査し、「
アレフのことのストレスや、会社での違和感や、
入信して8ヶ月後くらいまではまだ、「もっとちゃんと頑張れば、
しかし、だんだん、さらにもやもやが増え、ストレスで過食し、
「徳をつめば明るくなれるから」と言われ、
その結果、サマナの方には、「調子良くなってきたんじゃない?
道場に行ってもやもやして、
入信して二ヶ月後くらいから、
初めは盲信してたので、「一人で供養できるしいい」
頻繁に涙が出たり号泣したりします。毎日「消えたいなー」
(本当は死にたくないのですが、
現世がすべて色あせて見えて、「
「輪廻や別の世界なんてないと思いたい。消えてしまいたい」
絶対、自殺したくないのですが、
「自殺したら死後も(輪廻転生を)狂わす」など聞きましたが、「
■辞めるに辞めれず、今後どう生きていったらよいのかわからない
アレフの月刊誌の体験談は素晴らしいものだったり、
クンダリニーが上がった体験など見ても、
洗脳やLSDによるものだ、
「本物の宗教のはず、グルが本当、最聖の魂だったら、
宗教ってやってる人は、いいと思っていて人に勧めるけど、
修行し出して、友達とも遊ばなくなったので、
そして形状容姿に自信がなくなり、自分の芯がわからなくなり、
はっきり言って、ひかりの輪も、
外部の人でも「サリン事件はオウムじゃない」
カナリアの会などの元信者の批判の証言も、「
アレフの師の方に、「高弟がたや元信徒が否定するのはなぜか?」
お返事をもしいただけたとしても、それを信じるか信じないかは、
仏教もヨガもスピリチュアルも嫌いになってきました。
今は、がりがりでおかしい時よりは、
「ホントに前に戻りたい」と強く思います。当時は当時で、
自分で選んではいったはずなのですが、
六道を知った今は、どこかで修行しなければいけない、
(自分に天界に行けるだけの意志や徳などはないとおもいますが。
変に修行して、変な世界に突っ込むのも嫌なので、
(略)
このまま続けれる気はしませんが、
選んだのは自分なのですが、どうにもこの感情が止まりません。
この先の、自分のベクトルの方向がわかりません。
ネガティブ志向が雪だるま式に膨らみます。。
たすけてください。
長い人生相談で読んでいただいてありがとうございました。
続く
オウムを知らない若い世代が私と同じことを繰り返してほしくない(Dさん20代男性・東京)
2012年1月に、昨年末に平田容疑者が出頭した際の、アレフ内部の姿勢に疑問を持ったアレフ信者から相談のメールをいただきました。
この方は、2011年8月に、ミクシィで偽装ヨガ教室に勧誘され、2011年9月にアレフに入信した20代男性でした。
まだ、アレフに入信して信者であった期間も、4ヶ月と比較的浅く、わたしたちのほうで、事件の事実等をお話し、脱会を支援させていただいた結果、約1ヶ月後には、無事脱会することができました。
今回、「オウムを知らない若い世代が、私と同じ事を繰り返さないために」と、詳細な体験談を、ブログに寄せてくださいましたので、こちらに掲載します。












(Dさん 20代男性 東京 会社員)
■オウムを知らない若い世代が、私と同じ事を繰り返さないために
私は2011年の9月から、4か月ほどアレフ入信していましたが、ひかりの輪のご尽力もあって無事に脱会することができました。
ひかりの輪には個人的な面会から脱会の手続きに至るまで、非常にお世話になり、この場をお借りして感謝申し上げます。
現在のアレフの信徒、もしくはこれから入会していく人たちには、
確かに霊的体験に興味がある人にとって、アレフは魅力的ですし、
世の中間違っている、というのは、私も今でも感じていることではあり
しかし、自分の求めているものは本当にアレフに存在するのか、
オウムを知らない若い世代が私と同じことを繰り返さないために、
■アレフ入信から脱会までの経緯
まず大まかな経緯をお話したいと思います。
ブログのバックナンバーにもあるように、
しかし、陰謀論を聞かされたことや、霊的体験への興味から入会を決め
入会後に教義を学んでいく中では、「おもしろい」と感じることもありま
ただ当時は、疑問点を掘り下げるのではなく、
そのためインターネットを通じて、アレフの内部分裂やひかりの輪の
それがどのようにして脱会にまで至ったのか、

1 アレフの姿勢・教義で疑問に思ったこと
①真理に巡り合えた信徒は、人類たぐいまれなる功徳の持ち主
これは、入会以前の勉強会から、ことあるごとに言われてきました。
「真理に巡り合えたのは奇跡」
「自分の偉大なる功徳に感謝」
「
その素晴らしさを称えることが本当に多くありました。
自分も含め、信徒を見渡していて、本当にそう感じられるか。
率直に言えば、それだけ功徳の高い人間の集まりとは、到底思えません。
「徳のある人間」とは、容姿の美しい人や高い才能を持った人、
一方アレフでは、容姿など自分にコンプレックスがある人や、
どちらかというと、今の社会構造のツケを払わされている人たちです
「一般的な功徳と、真理との縁は全く別のもの」
というのが教団の教えで
「アレフを知らなくても、自分より徳の高い人間はいくらでもいる。」
そうした思いはずっとありました。
②教団で修行すること以外に意味はない
アレフの教義では、
「高い世界へ転生するために、寸暇を惜しんで修行すること」
を強く勧め
夢や目標がある自分にとって、これは辛い教えでした。
人生の学びは、アレフの修行体系の中にしかないのでしょうか。
真理と巡り合えて修行していく中で自分を変えられた、
世の中、国によって人によって事情は様々ですし、
今考えても、狭いオウムの世界観の中だけで、
上祐氏のお話にもありましたが、
③事件後に激減したヨガの成就者たち
教義を深めていく中で、私は麻原の説法(
そうした中で疑問が膨らみ、脱会を考えるまでに至ったのが、
ヨガの成就者というのは、
事件前には100名以上いたと思われますが、
普通の人から見れば「事件があったのだから当然だ」と思うかもしれま
信徒の間で、成就者は、自分たちよりも格段にステージの高い存在で、
「道場に師が一人いるだけでもエネルギーが格段に上がり、
などと言われたこともあります。
私も、「成就者は神の視点から物事を見ているもの」と思っていましたので
一般信徒はもとより、
後にメールのやりとりで、ひかりの輪の細川さんから言われた「
④アレフの幹部たちは事件当時は今の地位にいなかった
上記のような疑問から、かつての教団の様子がわかってくると、
これは後に細川さんとお会いした時の話の中で、
当然事件に直接関わりのある人は皆逮捕されているのですが、
それがわかった時点で、
⑤平田容疑者に対する教団の見解
前にも述べましたが、私が当団体の細川さんにメールを送り、
アレフは報道を警戒し、「ニュースを信じ込まないこと、
この機会に私は、「平田容疑者を含め、
事件が陰謀であろうとなかろうと、
質問を受けつけておきながら、事実を認めることすらしない、教団の姿
後に細川さんからのお話で、
2 ひかりの輪)とアレフの違いについて
①事件に対する姿勢の違い
事件に疑問を持ちアレフの脱会を考えるようになった時、ひかりの輪へメールを送り、細川さんと何度かやりとりをした後に面会させていただきました。
事件に関する質問もしましたが、本当に丁寧に答えていただき、
また、アレフが賠償を拒否し続けている一方、
両団体は、共に「オウムという過去」を持っていますが、
これは私の立場からも証言させていただきたいと思います。
②上祐氏との面会で感じたこと
ひかりの輪の方々のお話は、オウムの総括に詳しく掲載されていることと変わらな
例えば、オウムの思想を語る上でも、
オウム入信からの経緯や反省点、
話をしているうちに、
3.まとめ
自分でふり返ってみて気づかされたことは、何も問題なくスムーズに、アレフの教えから脱却できたのは、ひかりの輪の
上記のように、私は、アレフの教義や世界観に疑問を持ってはいました
かつて麻原の高弟だった上祐氏をはじめ、
4.アレフの方へ
最後に私から、このブログを読んでいるであろう、アレフの幹部・
私自身、勧誘員をはじめ、
また、数カ月ではありますが、アレフで修行をしたことを自分の中で後ろめたく思う気持ちもあり
でも、自分でアレフを信仰してみて改めて思うこと・
「魔境」の人の言葉と受け取っていただいてかまいません。 (※注:アレフでは、ひかりの輪のことを、麻原を裏切った「魔境」と断定しているため、ひかりの輪と接触する人は、次々と「魔境」認定されている)
まず、世の中(自分が生きる上でも)「わからない」では済まされないことがあります。
一連の事件において被害にあった人は、自身の「カルマ」
自分が被害者の場合は、それで耐えれば良いかもしれません。
でも被害に苦しんでいる人を見て、
「わからない」でも平気なのでしょうか。
それが仏の道なのでしょうか。
また、「マスコミは信じられない」と言いますが、
説明するまでもないでしょうが、
そして、教団が、「都合の悪い情報を意図的に排除している」という事実も
麻原に会ったことすらない皆さんはこれをどう考えますか。
それに、アレフの霊的体験は、教義を記憶修習した上で成り立っている
いったい自分自身は、世の中の宗教にどれほど知識を持っているので
原始仏教を自分で読んでみたことはありますか。
麻原以外にも世の中には霊的能力が高い人間が何人もいることは、
本当に自分の人生はそれで良いのですか。
麻原に、師の方に、聞くまでもありません。
自分で考えられなくて、自分で決められなくて、
平田本人かもわからない? 平田容疑者逮捕やオウム事件へのアレフの姿勢(Dさん20代男性・東京)
この方も、偽装ヨガ教室で勧誘された20代男性だったので、まだアレフ信者の期間も比較的浅く、そのメールをきっかけに、事件の事実等をお話しし、無事脱会することができました。
このことから、事件や平田の件に関するアレフの姿勢を知ることかできましたので、ご本人の掲載許可をいただき、こちらに掲載します。
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●平田本人かもわからない?
(Dさん 20代男性 東京 会社員)
アレフに入会する前に、9・
という長時間のビデオを見せ
という説明を受けたことは前に記しまし
するまでの3カ月間は、
たことはありませんでした
アレフでは、オウム事件に関する話題は、
て出さないようにしていたようです。
しかし、今年(2012年)の1月になって、
信容疑者が出頭してきたことをきっかけ
「平田や他に逃走している人たちは、
とアレフの出家信者のSさんに尋ねたところ、
「わからない」
わからないということはないだろうと、
るようになり、そのようなこともあってアレフからの脱会を決めたので
すが、
と感じ
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以下は、2012年1月初旬に、Dさんから一番最初にいただいたメールです。
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(2012年1月初旬のメール)
私は数ヶ月前からアレフの会員なのですが、
ございましてメールさせていただきました。
最近ニュースで取り上げられている元信者の平田容疑者の報道
につ
報道はどこまでが本当なのか、
うかもわからないとのことです。
当時の事件に関して、
ですが、
「平田容疑者も含め、
本当に当時の信者だったのか?」
ということを質問したところ、
「それもはっきりとはわからない」
わからないとはどういうことなのでしょうか。
そのようなことを言われたのではこちらはますますわけがわかりま
またアレフの教えが真理なのだとしたら、一般信徒はもとより、
就者が事件後に脱会しているのは腑に落ちない点ではあり
この点に関して見解がございましたらご返答いただけますでしょう
よろしくお願いします。
______________________________
Dさんは、アレフの担当者から、
「あまり報道のままに思い込まないでください」とも言われたとおっしゃっていました。
そして、このご質問に対し、東京本部の細川(アレフ問題対策室)が以下のようにご説明し、
______________________________
(以下は、細川の返信の該当部分です)
さて、メールの内容についてのお返事ですが、平田容疑者含め、
亡している高橋容疑者、菊池容疑者はともに事件当時は出家信者でした。
私は平田容疑者、
ですから、彼らが事件当時に出家信者ではない、
「平田容疑者が本人でないかもしれない」ということは、
いうことなのでしょうか?
本人の指紋をとり、照合した結果、
逮捕に至ったと新聞、
東京道場を担当している彼らは、事件当時とそれまで、
とは当然、知っているはずです。
なぜなら同じ世代で活動をともにしてきた人たちです。
オウム事件を知らずアレフに入信、疑問を感じひかりの輪に相談・脱会できた(Cさん男性 20代 東京都)
オウム事件のとき、まだ子どもだったことから、アレフ・
アレフによる勧誘の流れは、
書店の精神世界コーナー(中野)で勧誘


しかし、入信したものの、オウム事件の現実との葛藤や疑問から、
2010年4月入信
→2010年夏にひかりの輪に相談メール
→上祐・細川らへの相談、聖地巡礼等の参加等を経て、
→
なお、その後はひかりの輪とは疎遠となっていましたが、今回、
_________________
(Cさん 20代男性 東京)
■書店の「精神世界コーナー」で、アレフを隠した(覆面)ヨガ教室に勧誘される
2009年の中頃、私が東京都中野区内の書店の精神世界コーナー
しかし、書店を出る時にまた会ったので、「先ほどはどうも……」
その後、Kさんから誘われ、
Kさんは、「
そして、Kさんと同じヨーガ教室に通うよう誘われ続けましたが、
するとKさんは、私に対して、
「これは君のために重要な機会」
「今、ヨーガ教室に行く機会を逃せば、
「これは、かけがえのない教えだよ」
等と述べて、繰り返し説得をしてきましたが、
しばらくすると、Kさんから、
なお、私は一度、
「オウム真理教も誤解されている面がある」
と、オウムを擁護することを言っていました。
そのときはUさんも一緒にいましたが、
■「準備段階の教室」へ
こうして、私はヨーガ教室に通うことに決めたのですが、
「まだ君の準備ができていない」
と言われ、その「準備段階となる教室」
その準備段階の教室は、杉並区西荻窪の普通の住居でした。先生は
そこには2回通い、ビデオを見せられました。内容は、
また、世界的秘密結社とされるフリーメーソンの話も聞きました。
ごく一握りの世界の有力者が世界を牛耳って陰謀を巡らせていると
私は、「この準備段階の教室ではなくて、
すると、その段階で、Mさんたちから、「実は私たちはアレフだ」
私に声をかけてきたKさんやUさんアレフの在家の信徒で、
私は、地下鉄サリン事件のときはまだ子供でしたから、アレフとか
■アレフへの入信
そして、2010年4月に、アレフの東京道場(杉並区西荻窪)
入信後は、麻原彰晃に帰依するように求められました。
「修行の第一の基本はグル(麻原)への帰依だ」
と言われ、祭壇にある麻原の写真に向かって礼拝する「立位礼拝」
私はもちろん麻原に対して特別に好意的な思いなどなく、
「とにかくやればわかるから」
「せっかく麻原尊師と縁があるのだから縁を深めましょう」
等と言われ、立位礼拝の修行をさせられたのです。
オウム事件については、Mさんも、Kさんも、Uさんも、
「実際にオウムが事件を起こしたという証拠はなく、はっきりして
もしオウムが事件を起こしていたとしても、それは麻原尊
ということを私に話していました。
また、東京道場の出家修行者のSさんからは、
「
この本には、オウム事件は陰謀によって起こさ
さらに、アレフでは新入信徒の獲得に力を入れており、私も若い人
■「ひかりの輪」に相談してアレフ脱会
結局、アレフを辞めようと思い始めたのですが、どうすればアレフ
「ひかりの輪」なら、
そこで、上祐氏の説法会や、「ひかりの輪」の懇親会、
そして、同年12月に、「ひかりの輪」から脱会届の書き方を教え
私は「ひかりの輪」には入会していませんが、
アレフにあった麻原やオウム事件への疑問を、ひかりの輪に相談し脱会できた(Bさん20代女性 関西地方)
書店で声をかけられ、アレフと隠した覆面ヨガ教室に入り、
(Bさん 20代女性 関西地方)
わたしは、過去に、短期間ですが、
(支部には二回しか行っていませんが)
きっかけは、書店で声をかけられ、ヨガに誘われたことでした。
それが「元オウム」で「アレフ」ということは、
支部に行ったとき、初めて聞かされ、
それまで、その方がアレフとは夢にも思いませんでした。
この時も、私は「オウムって鳥のオウムのことですか?」などと、
事態が飲み込めていない状況で、オウムが起こした事件、
しかし、インターネットなどで情報を見るうち、
アレフの人から、「帰依マントラ」というマントラを、
また、麻原信仰が、事件のときから変わっていないことを、
事件のことを含め、疑問を聞くと、
「密教的なことだから、(
そしてひかりの輪の一つの支部の方に、メールで疑問を相談し、
そこで、本当にオウムが事件を起こしたことや、
上祐代表も、話していたことがあると思いますが、
私は、他人との比較にとらわれない幸福について、
上祐代表や、指導員のアドバイスは非常に感じるところがあり、
ひかりの輪については、過去の事件をしっかりと受け止めて、
何回も支部に行き、セミナーにも参加しましたが、
ひかりの輪に相談し、「脱会したら地獄に堕ちる」と引き留められたアレフを脱会できた(Hさん20代男性)
私は、かつてアレフに所属していましたが、
■アレフへの入会と疑問
私はもともとヨーガに関心があり、
面白そうだと思ってアレフの東京道場(杉並区西荻)
私はアレフへの入信をためらいましたが、
■麻原への個人崇拝を強制される
私は杉並区の自宅からアレフ東京道場に通って修行するようになり
私は麻原とは会ったこともありませんから特別な思い入れはありま
しかしアレフでは、麻原は絶対的な神のような存在だから、
■「オウム事件は陰謀によって起こされた」
また、アレフでは、2007年9月~2010年8月頃、
私が参加した勉強会は、
まず、「9.11テロは陰謀によって起こされたものである」
つまり、オウム事件は、
また、逮捕されたオウムの信者は、自白剤等の薬物を投与されて、
こうした情報を与えることによって、
しかし、その一方で、アレフの別の幹部は「
どちらの話も私にはとうてい受け入れられないものでしたから、
■「アレフを辞めたら、グルとの縁が切れて地獄に堕ちる」
そこで、2009年10月頃、私はアレフ東京道場の幹部に、
すると、それから1週間ほど経ったある日の夜9時頃、
彼らは、
「もしAくんがアレフを辞めたら、グル(麻原)との縁が切れて、
というような話を私にしました。
私は、夜中にこんな脅しのような引き留めを受けて、
■藁をもすがる気持ちで、上祐さんのネット中継を見る
やがて、アレフを辞めた上祐さんが、新宿のトークライブハウス(
アレフでは、
「上祐さんやひかりの輪関係者の話は、
と強く指導されていましたが、アレフを辞めたい私は、
2010年7月21日にUstreamのネット中継を通じて聴い
■上祐さんにメールで脱会を相談
その内容は、
「私はアレフを辞めようとしている者ですが、
これについて上祐さんはどういう見解をお持ちですか?」
というようなものでした。
それに対して上祐さんからは、
「それは思いこみに基づく話であって、
という趣旨の返事がありました。
さらに、
「
と質問してみたところ、
「とにかく脱会の固い意思を伝えて相手に諦めてもらうのがよい」
とのことだったので、
それでもアレフ幹部が自宅にやってきて私を脱会させようとしない
「内容証明郵便で脱会届を出せばよいでしょう」
という返事をもらいました。
■脱会届を内容証明で郵送し、無事脱会
そこで、ひかりの輪副代表の広末さんに手伝ってもらって、
ところが脱会届を受け取ったアレフの信者は、私に、「
こうしていろいろなゴタゴタがありましたが、
(2020年3月現在:この方はひかりの輪に通っておられません)