アレフによる著作権侵害事件の経緯と現状について


現在アレフが、オウム事件の被害者団体(オウム真理教犯罪被害者支援機構)が著作権を有するオウム真理教の著作物を無断で複製、頒布、販売し、著作権侵害を続けていることは、これまで当団体でも指摘してきました。

今回は、このアレフの著作権侵害事件の経緯と現状について、当団体の取り組みも含めて、さらに詳細にお伝えしたいと思います。




第1,ひかりの輪は著作権侵害をしていないこと



アレフの問題点を指摘する前に、まず、当団体(ひかりの輪)が現在も過去にも被害者団体の著作権を侵害した事実がないことを、以下の通りご説明します。




1,当団体の主要メンバーは、2007年3月にアレフを脱会し、5月に当団体を発足させましたが、この脱会以降、団体活動の中で、オウム真理教の著作物を複製、頒布、販売したことは一切なく、著作権侵害をしたことはありません。



2,それだけでなく、このアレフ脱会以前に複製、頒布、販売したオウム真理教の著作物についても、次のように破棄作業を進め、団体活動の中では一切使用していません。



(1)具体的には、アレフ脱会から当団体発足前後までに、団体の施設において、オウム真理教の教材を一切破棄し、

(2)上祐代表らの専従スタッフ(いわゆる出家者)は、個人所有のオウム真理教の著作物も一切破棄する作業を進めました。大量の荷物の中の大量の教材を破棄する作業であったため、当初は破棄漏れが見つかることもありましたが、現在までに完全に破棄されており、それは公安調査庁も確認しています(詳細は「オウム教材の破棄」をご覧下さい)。


(3)一般会員(いわゆる在家会員)の中で、以前オウム真理教またはアレフに所属し、オウム真理教の教材を自宅に持つ者については、団体を挙げて、その破棄を奨励してきました。個人の財産権の関係上、破棄を強制はできないものの、相当な実績をあげてきました。

(4)なお、当団体では、観察処分の審議や裁判等の法的手続、オウム時代の総括作業、そして今回のアレフの著作権侵害問題に関する被害者団体への協力のための資料として、オウム真理教の著作物を一式、厳重に保管しています。それは、公安調査庁にも報告し、確認を受けていますが、上記目的以外の当団体の日常活動においては全く使用されていません。



3,また、当団体のメンバーは、2007年にアレフを脱会する以前においても、著作権を侵害したことはありません。というのも、当時は、著作権を有していたオウム真理教破産管財人(故・阿部三郎弁護士)との間で、被害者賠償契約を結び(2000年締結)、オウム真理教の教材(殺人を肯定する一部の教えを除く)を使って布教活動を行い、その収益で賠償をする承認を得ていたからでした。



4,なお、当団体は、2011年12月に被害者支援機構から、アレフの著作権侵害の問題があることを聞き、それ以降、この問題について、HPやメディアで一般に広く告発するとともに、その解決のために、当局関係者を含めた関係者に協力してきました。




第2,アレフは、現在、明白に著作権侵害を犯していること



次に、アレフの著作権侵害の経緯と現状について記します。



1,オウム真理教破産管財人(故・阿部弁護士)は2008年に破産業務(被害者への賠償金の支払い)を終了させ、翌2009年に、オウム真理教犯罪被害者支援機構に、その業務を引き継ぎました。そこで、阿部弁護士や被害者支援機構は、2008年以来、アレフに対して新たな被害者賠償契約の締結を繰り返し求めたにもかかわらず、アレフは不当にも、それを拒否し続けました。さらに、以前の賠償契約の履行をも停止しました。

なお、当団体は、2008年から、新たな賠償契約締結に向けた交渉に入り、2009年7月に、被害者支援機構との間に正式に賠償契約を締結しました。そして、契約に従って賠償を履行し、現在に至っています。



2,被害者支援機構によれば、アレフは、2008年当初は、被害者支援機構との間で賠償契約の締結交渉に応じていました。しかし、同年後半のある段階から突然態度が豹変し、交渉のテーブルにつくことを拒否するようになりました。当団体は、2009年11月、こうした事情を、被害者支援機構からお聞きするとともに、アレフの賠償拒否姿勢の背景に何があると推察されるかについて、同機構から意見を求められ、回答しました。



3,賠償拒否の理由について、アレフは公式には、被害者支援機構が新たな当事者であるか否かが不明だからという趣旨のことを述べていますが、それは単なる言いがかりにすぎません。

第一に、被害者支援機構は、正式な手続を通じて、法的に賠償の当事者となっています。

第二に、同機構の中村裕二弁護士によれば、中村弁護士が住民集会の場でアレフの賠償について行った発言について、アレフは同弁護士に謝罪を求めており、謝罪しない限り賠償交渉に応じないと言い続けてきた事実があるのです。そもそも、被害者側に謝罪を求めたりするのが、加害者側のとるべき姿勢ではないのは当然ですが、こうしたことからも、アレフの挙げる賠償拒否の理由は、単なる言いがかりにすぎないことが明らかです。



4,こうしてアレフは、賠償拒否の姿勢に転じた2008年から2009年以降に、明白に著作権侵害を犯し始めたと解釈することができます。

というのも、2000年の賠償契約の段階で、オウム真理教の教材を使用する活動をすることについて当時の著作権者である故・阿部弁護士から得た承認は、上記の通り、2009年までに、

①アレフが賠償契約の履行を停止し、新たな賠償契約締結を拒否し始めたこと、

②著作権者が故・阿部弁護士から、被害者支援機構(理事長:宇都宮健児弁護士)に代わる中で、同機構はアレフによるオウム真理教の著作物の使用を認めていないこと、

から、その効力を失うと判断されるからです。



5,その後、2011年7月には、著作権者である被害者機構が、アレフに対して、著作権の侵害をしないように正式に文書で通知しましたが、それに対して、アレフはまったく応じていません。現に、アレフの各支部道場で、著作権侵害を継続していることが、例えば、アレフのHPの記載や、アレフに疑問を感じ当団体に脱会相談をしにきた多くのアレフ信者の情報から確認されています。



6,さらに、2012年6月には、麻原・オウム真理教の著作物を丸写しした内容の『チャクラとクンダリニー』という書籍を、アレフの出家信者を発行人とする出版会社から刊行し、著作権侵害の脱法行為を意図したとも思われる行動をとっています。



以上の通り、アレフは明らかにオウム真理教犯罪被害者支援機構の著作権を侵害しており、現に同機構からアレフに対して、裁判所を介しての法的手続が始められています。当団体は、一刻も早く、アレフが同支援機構からの要求に応じて、オウム真理教の著作物の無断複製・頒布・販売を停止し、著作権侵害を行わないように強く求めます。




アレフの現在進行形の諸問題について、社会全体で関心を――歴史が繰り返されないために

(2012-07-05 22:28:50 の記事)

前回の記事「団体」著作権と、「個人」著作権の違いを利用した、アレフ(オウム)の対抗策としてのヨガ本
の続きです。

◆歴史が繰り返されないために、社会全体の関心を

今回は、アレフが、弁護士を殺害するなどの暴力事件はないと思います。

なぜなら、アレフの教義では、殺人を正当化できるのは、
最終解脱者の麻原だけだからです。

彼らは、麻原の教えを帰依の実践として行っているため、
その意味で、麻原の教えに合致しない行為であるからです。

また、そんなことをしたならば、団体規制法の再発防止処分や、
破防法の適用による教団解散という自滅の道だと
いくらなんでもわかっているだろうと思います。

ですが、被害者支援機構の弁護士の方は、
「アレフにやられるかもしれない」という一抹の不安をいだきながら、
それでも、アレフの問題を解決しようとされているのです。
縁あって、そのことを聞かせていただいたのです。

そして、麻原の家族の中には、麻原が「最終解脱者」と位置づけた
今現在20歳前後の長男・次男がいます。
(ただし、最近接触した人によれば、長男本人は、「最終解脱者」という
意識はないらしい)。

ですので、被害者支援団体や、私たちひかりの輪だけでなく、
当局、報道関係、社会全体が、この問題に関心を持ち、
アレフの問題が、速やかに、無事に解決するように
願っています。

89年の坂本弁護士の殺害は、オウム教団が、
社会の関心の隙を突いた形で起こってしまいました。

あの時は、「サンデー毎日」と教団の対立は、社会に、表に見えていましたが、
「サンデー毎日」に情報提供をしていた故坂本弁護士と
教団の対立関係は、社会には見えていなかったのです。

今回は、この問題に関係する全体を、社会が知ることで、
それに基づいて、アレフを、全体で、監視すればするほど、
不測の事態が起こる可能性は、いっそう低くなる
と思います。

そもそも、麻原の指示無しでは、不測の事態は起こらないとは思いますが、
それだけでなく、アレフが、速やかに観念して、
賠償の履行や、著作物使用の停止などに至り、
問題が無事に、そして、早く解決するようになる
と思います。


◆アレフは、未来の犯罪行為をなくすべき


17年前、上祐史浩は、オウム教団をマスコミ上で擁護する立場に回りました。
今回は、アレフの問題を告発し、解決するという逆の立場、
アレフに敵対する立場となっています。

ですが、これは、単純に、昔は、アレフの一員であって、
今はアレフの敵ということではありません。

本当は、本来は、みなが日本人であるので、
そもそも「アレフ対社会」と いう構図自体は、本質的なものではないと思います。

もちろん、私たちは、アレフを偽った覆面ヨーガ教室で、
一般の方が、詐欺の被害や、
「麻原無しでは地獄に落ちる」と思い込む精神的な被害や、
アレフ入会による家族崩壊といった被害がある現状において、
それを解決するために、
そして、オウム真理教事件の被害者の著作権侵害被害の回復と
被害賠償の促進のために、 この問題に言及しています。

しかし、それだけのためではありません。

かつての友人たちが、かつての私たちと同じように、
盲信ゆえに、妄想ゆえに、現実を受け入れられず、
麻原への帰依として、社会と妥協できずに対立を続け、
空しく自滅していくことを、なるべく回避したいという思いがあります。

アレフは、
賠償は最大限にしなければなりません。
足立のビルは退去・放棄しなければなりません。
オウム真理教の著作物も使用停止しなければなりません。

もしヨーガ教室をやりたいのならば、
輪廻転生説による脅しや、オウム事件の陰謀説を破棄し、
麻原・アレフから独立して、
自分たちなりのヨーガ教室をやらなければなりません。

これは、彼らにとっては辛いだろうと思います。

しかし、このまま突っ込めば、
著作権侵害は、刑事犯罪であり、
教団全体が摘発・逮捕されることにもなりかねません。

そして、上記のような脱法行為とも解釈されかねない出版物を出せば、
火に油を注ぎます。
過去の違法行為・犯罪行為はなくても、
未来の犯罪行為をなくすことは可能です

無用な対立、摘発、逮捕、崩壊を避けるべきではありませんか

そして、必死にやれば、麻原から独り立ちできるはずです。

実際、ひかりの輪は、麻原の信仰を払拭し、
麻原の教材を全て破棄し、
陰謀論を反省して、
事件への関与を認めてHP等で公表し、
賠償契約を締結・実行 し、
覆面布教ではなく、
SNSでも所属と実名を公開し、
自分たちなりに気付いた仏教等の智恵の教えを説き、
財務状態は苦しいものの、何とかこれまで生きてこれています。
 
◆アレフが上祐を「魔境」と排除したように、社会はアレフ「魔境」と見ている

さらに、これは運命でもあると感じさせられます。
アレフ教団の中で、2003年頃に、麻原色を薄めようとした上祐に対して、
今現在アレフに残っている人たちは、
上祐を「魔境」と断 じた、麻原の家族の指示に基づいて、
上祐の説法や書籍を使用禁止とし、麻原の教材だけを残しました。

そして、上祐や上祐とともに活動していた宗形などの人たちは
団体での活動が禁止され、事実上、幽閉 されるに至りました。
(その後、上祐は反旗を翻して、独立することになりましたが)。

しかし、社会から見れば、
アレフの人たちのほうが、「魔境」であり、違法行為をしているのです。
だから、アレフの麻原・オウム真理教の教材が使用禁止になり、
 逮捕・拘留される流れになるのは、
不当な弾圧ではなく、自然・必然な流れなのです。

アレフがアレフの価値観で、私たちにそうしたように、
社会は社会の価値観で、 アレフにそうするでしょう。

私たちは当時のことに怒りは持っていません。
だから、アレフも、必然・自然な結果として、
今の事態を、受け止めるべきだと思います。

この点で も、歴史は繰り返そうとしているということを思わざるをえません。

これを理解して、
無用な破滅・被害が、最小限になるようにできないものでしょうか?

それとも、(暴力行為はしないにしても精神的には)、麻原のように、
最後まで社会と戦って果てるという道を行くのですか?

それが麻原に帰依し、麻原と共に生きることだと、かたくなに、決めているなら、
かつての上祐のように、もはや、実際にその悲惨な結果を体験してみなければ、
もはや、その無知を越えて、先にも進むことはできないのかもしれません。

ですが、そうでもない自分が、少しでもいるのではないですか?
そうであれば、今こそ、この事実、現実を、
冷静に、客観的に、厳しく見て、妄想を脱却して、
大きな変化に適応しなければなりません。

自分たちの教祖と自分たちは、「特別の存在」であり、
「教祖に帰依していれば、全て奇跡的に上手くいくはずだ」
というのは、何度も繰り返されたオウム信者の、
自分勝手な、妄想ではないでしょうか。

その歴史がこれ以上繰り返されないことを願ってやみません。
しかし、アレフの行動を見ていると、
繰り返される可能性にも備えなければならないと考えています。
人は色々な経験をして、少しずつ進歩するものだと思いますが
ともかく、その歴史がこれ以上繰り返されないことを願ってやみません。

「団体」著作権と、「個人」著作権の違いを利用した、アレフ(オウム)の対抗策としてのヨガ本

(2012-07-05  22:08:44 の記事)

■「団体」著作権と、「個人」著作権の違いを利用した、アレフの対抗策としてのヨガ本


 アレフの著作権侵害の問題がついに公に報道され始めました。

 一連のオウム事件後、松本死刑囚の説法などが出版された初のケースとしてのテレビ報道です。

 
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「オウム」勧誘の本を販売 松本死刑囚の説法も(12/06/28) 
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220628063.html

テレビ朝日のニュース2012.06.28 22:35

 著作権者であるオウム事件の被害者支援団体の弁護士の方のコメントも報道されていました。


オウム被害者支援機構・中村裕二弁護士:

「過去の著作物ときちんと比較して、著作権法違反になるのかどうか、
 そういったことについてはきちんと精査する必要があると思います

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 この問題が、いよいよ徐々に周知されていくようです。

先日、本ブログでも
アレフがヨガ本『チャクラとクンダリニー』を出版の記事を掲載しましたが、
この本のことです。

ただし、今回の報道された問題は、単純な著作権侵害の問題ではありません。

オウム真理教の著作物を無断で使用している問題で、
被害者団体に、著作権侵害を指摘され、追い詰められているアレフが、
それをかわすために、オウム真理教の書籍そのものではなく、
麻原の著作や麻原の説法の一部を使って、
(信者)個人の名義で、新しい本を出したということなのです。

この本の狙いは何でしょうか。
「団体」著作権と、「個人」著作権の違いを利用したアレフの対抗策なのです。

といいますのは、
アレフの広報担当者に最近接触した一般の方が本人から聞いたこととして、
著作権問題に対して、アレフが予定している反論は、

「麻原の著作物や説法は、麻原個人の著作権であり、
オウム真理教の著作権ではないから、
それを被害者団体に無断で使っても、著作権侵害にならない」

というものだというのです。

アレフは、被害者団体が有しているのは、「オウム真理教の著作権」であり、
「麻原個人の著作権」ではないとし、
今回の新しい出版物も、麻原の個人名義で出版された過去の書籍
『生死を超える』と、麻原の説法などを中心としして構成されています。

しかし、アレフが現在使っている教材の中には、オウム真理教時代に明らかに、
オウム真理教名義(オウム真理教のクレジット)で刊行されたものがありますが、
それも無断で使用しています(例えば、最近記事でご紹介した30万円の
『アレフ教学システム』)。

また、

 ① 麻原の著作物や説法が、本当に麻原個人の著作物であり、
   オウム真理教の著作物ではないのか、
 ② さらには、麻原個人の著作物であれば、麻原の起こした事件の被害者側
    に、無断で使用し続けられるものか、

については、弁護士の方には、よくおわかりになることと思います。

この点は、ここで書くと、ご迷惑をかける可能性があるので
控えさせていただきます。
場合によっては、証拠隠滅など、アレフを利することになるからです。

よって、わたしたちがアレフの人たちに願うことは、
アレフの人たちが、自分自身を客観的に厳しく見つめ、
どういった主張が裁判で通用し、通用しないかを冷静に判断することです。

自分たちの理屈・解釈の中で、いくら、「自分たちが正しい」と考えても
(思い込んでも)、現実には、裁判所が、社会が、それを認めないというのが、
これまでの圧倒的な流れだったはずです。

さらに、被害者支援団体は、弁護士の集団であり、
その理事長は、元日弁連会長(日本弁護士会のトップ)の方なのです。

この、アレフが罪を犯している事態が、正当な現実であり、
アレフが国家に「弾圧されている」わけではないのです。
罪を犯したから、訴えられている、ただそれだけなのです。


■歴史は繰り返される

そして、歴史は繰り返されるということがあります。

◎1989年

1989年、オウム真理教の苛烈な出家制度の問題を「サンデー毎日」が
取り上げました。その情報源は、故坂本堤弁護士でした。
  
そして、11月4日、坂本弁護士殺害事件が起こりました。
その後、オウム真理教は総選挙に出馬して惨敗し、
その後、熊本県波野村に信者が集団移転して、
そこで地域住民との大きなトラブルが発生しました。
  
◎2009年

その後、ちょうど20年たった2009年のことです。

私たちが2007年にアレフを脱会した2年後に、
アレフと被害者支援団体の対立が鮮明になったのです。
  
奇しくも、その被害者支援団体の弁護士の方は、
故坂本堤弁護士の同僚だった方々です。
被害者支援団体が求める賠償契約の更改をアレフが拒絶しました。
  
最初は更改に応じるそぶりを見せていたアレフは、
一転して態度が豹変したと弁護士の方々からお聞きしました。

さらに、アレフは、その弁護士の方が、
地域住民の集会で話された内容の一部を批判して、
「その謝罪が無ければ一切交渉に応じない」と主張・敵視し始めたのです。
  
ところが、そのアレフの批判は、どんな内容だったかというと、
「弁護士の方が、アレフが予定する賠償金額をアレフが報告した額よりも
 多少多めに言った」というだけのことでした。
つまり、ある意味で、アレフに有利な話なのですから、
揚げ足取りとしか思えないことです。
  
しかし、その後ずっと、アレフは、この批判と謝罪の要求の一点張りだそうです。
  
被害者団体が、昨年2011年に、「著作権侵害をやめるように」
通知した際さえ、そうだとお聞きしています。

そして、アレフと被害者支援団体の対立が鮮明になった2009年に、
私たちは、支援団体の弁護士の先生方に呼ばれて、

「なぜ、アレフが強硬な路線に転じたと思う か、
 私たちが推察できることがないか」
を尋ねられました。
  
その会合の日が、何と2009年11月4日で、
故坂本堤弁護士の20年目の命日だったのです。
  
私たちにとって、それは衝撃的な出来事でした。
20年の時を経て、坂本弁護士の同僚の弁護士の先生と、
オウム真理教を継承したアレフが、再び対立しているという構図です。
歴史は繰り返すということを思わずにいられませんでした。
  

2010年
  

そして、その翌年、アレフは、東京の足立区に大型ビルを購入し、
信者が集団移転しました。

地域住民問題が発生しました。
足立区は特別条例をもって対抗しました。

まるで、89年の坂本弁護士との対立の翌年に、
熊本県波野村に集団移転したのと同じように・・・。
「歴史は繰り返す」ということを思わずにいられませんでした。

また、最近最もアレフ問題に関心を持っている週刊誌は、
少なくともその一つは、今回もまた、サンデー毎日のようです。
先日は、「サンデー毎日」の取材をお受けしました。
  
その記事は、被害者の弁護士や江川紹子氏のコメントも載せて、
アレフの問題の大きさを指摘していました。

ここでも、歴史は繰り返すのかもしれません。
なお、このコメントの中には、ひかりの輪とアレフの違いが、
ある程度表現されているものがありました。

カルトやオウム問題に詳しい紀藤正樹弁護士は、『サンデー毎日』(2012年7月1日
号)誌上で、次のように語っています。

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  「ひかりの輪はアレフから追い出された少数派であり、教団というよりサークルに近い。
   サリン事件のようなことをやれば団体として大変なことになると分かっていた幹部連中が
  追い出された。
   …サリン事件を体験していない人たちが幹部となったアレフには、『事件には何かしらの
  意味があった』と思っているような信者が残りました。
   アレフ信者の麻原彰晃に対する信仰の度合いは95年以前と同じで、むしろ個人崇拝、帰
   依度は高まっている。昔との違いは、サリンを作るような施設がない点だけです…
   今もアレフが勢力を拡大している事実を深刻に受け止めないといけません。」


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◆歴史が繰り返されないために、社会全体の関心を


今回は、アレフが、弁護士を殺害するなどの暴力事件はないと思います。
なぜなら、アレフの教義では、殺人を正当化できるのは、
最終解脱者の麻原だけだからです


次の記事に続きます。

オウム問題の最終決着を①―アレフの著作権侵害と、賠償不履行問題/アレフ信仰脱却支援

(2012-06-17  18:00:58 の記事)
  
 オウム最後の逃走犯・高橋克也容疑者逮捕により、現在進行形の、オウム問題の全面解決に向けて、一歩前進しました。

 そして、本日(6月17日)午後、『たかじんのそこまで言って委員会』に、代表の上祐史浩が出演しました。
そのゲストの方のご質問や、高橋容疑者逮捕の上祐代表の記者会見での記者の方の質問をお聞きし、
いまだ残るオウム問題の最終決着の必要性を、さらに実感させていただきました。

 わたしたちは、強い意志をもって、その最終決着をつける必要があると感じています。


■オウムの現在進行形の、残る問題

 逃亡犯の逮捕以外に、残る問題とは、以前から本ブログで告発し続けていますが、

① (私達が5年前に脱会した)現アレフ(旧オウム)の、
   違法で洗脳的な布教活動の解消=アレフの解体、


そして、それを土台として、

② 麻原死刑囚を含め、法に基づく適切な裁きの実行


が必要と考えます。


■アレフは、刑事犯罪を「現在進行形で」犯している


 現在、被害者の支援団体「オウム真理教被害者支援機構」とアレフは、東京地裁で、

① アレフの賠償の不履行と、契約更新の拒絶と、
② 
著作権侵害の問題に関して調停手続き

にあります。

 「著作権侵害」とは、賠償のために今現在は被害者側にあるオウムの教材・著作物を、アレフが無断で使用している問題です(これは刑事犯罪です)。

 この問題は、本ブログでたびたび告発してきました。

 現状のアレフは、麻原信仰を深め、表向きはオウム事件を謝罪しながら、賠償契約は履行・更新せず(賠償としてではなく教団防衛のために多少の寄付をしている)、布教活動では、「事件は陰謀だ」として、新しい信者を洗脳して教化しています。

 よって、調停は、話し合いで解決する見込みは非常に少なく、違法行為は違法行為として、被害者団体と警察当局が、民事・刑事の手続きを通して、摘発・解決する以外にない運命だと思います。
(その前にアレフが自主的に、麻原教の布教を停止することが理想ですが)

 そして、ひかりの輪は、この問題を、今年初めからブログやメディアで告発してきましたが、今年の後半にかけて、この問題は本格化すると考えています。

 よって、これまで通り、情報を提供し続けていくとともに、著作権侵害の問題で、被害者の団体が、正式に民人訴訟や刑事告訴をしたならば、民事裁判での立証や、警察当局の刑事捜査には、
必要であれば、全面的に協力したいと思います。

(繰り返しますが、理想は、アレフが、その前に自主的に停止することです)

 こうして、麻原の教え・教材を使った布教は、被害者の著作権を侵害する違法行為であり、この世に残るべきものではないと考えます。


■アレフ信者の脱却を支援します

 布教ではなく、今のアレフ信者が、個々人で麻原を信仰することについては、その脱却には、長期的な対処が必要だと思いますが、いわゆる「麻原教の布教団体」は、もはや、この世に残るべきでも、残るのが可能なものでもありません

 今や、その滅びの時が来ていると考えます。

 なお、布教の停止に加え、個々人の信仰からの脱却についても、いっそう努力していきたいと思っています。

 しかし、これは法律で解決する問題ではないので、そのために、本ブログをいっそう充実させていきたいと思います。


■これまでの結果

 わたしたちはこれまで、ブログなどを通してご連絡のあった方について、50名以上、そして、今年に入っても10名以上の方のアレフ脱却のお手伝いをしてきました

 しかし、まだまだ大勢の方の脱却が必要です。
 もし、皆さんの中に、お悩みの方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

 ご連絡先は以下です。

クローバー「アレフ問題対策室」ご連絡先はこちらクローバー

 右矢印アレフの洗脳的教化により、苦しんでいらっしゃる方
 右矢印そういった方をどうにか救いたいとお悩みの方
 右矢印アレフの偽装ヨガ教室などの、情報を教えてくださる方

 ※以下までご連絡を、心よりお待ちしております。
   メール手紙nagoya@hikarinowa.netアレフ問題対策室)
   メール手紙tokyo@hikarinowa.net(細川)
 
  電話090-6852-4929 (アレフ問題対策室) 携帯080-3424-7054(細川)
 スタッフ紹介(山口・宗形・広末・細川)はこちらです。

 ごあいさつ」はこちらです。


「オウム被害者機構」による、アレフの著作権侵害に関する調停申し立て(2012年3月15日)

(2012--03-19 改訂06-17 16:26:41の記事  0915改訂)

 現在、オウム真理教犯罪被害者支援機構はアレフに対して、著作権侵害と、被害者賠償支払いに関する、調停申し立ての手続きの最中にあります。

 アレフは過去のオウム真理教事件を社会の「陰謀」ととらえて、反省することなく、現在進行形で、違法行為を犯している団体なのです。

 本ブログでは、開設当初より、その解決の一助となるべく告発を行っております。

 さて、本ブログ内で、これまで、この件についてのカテゴリーが、「3 アレフの賠償契約拒否問題」の中にあり、「アレフの著作権侵害問題」が、わかりにくくなっていたため、新たに、本カテゴリーを作り、こちらに記事を転載することにしました。

 現在進行形のオウム問題として、非常に重要な問題なので、ぜひご一読ください。

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(2012年3月15日の記事)

◆オウム被害者機構」による、アレフの著作権侵害に関する調停申し立て



  本日(2012年3月15日)、オウム真理教犯罪被害者支援機構は、アレフ(Aleph)に対して、

同機構への被害者賠償金の支払いを求めるとともに、
・同機構が著作権を有する、麻原の説法集などの教材一切を無断複製・
頒布しないよう求めて、

東京簡裁へ調停の申立てをした旨を発表しました。

◎読売新聞 『オウム被害者機構が調停申し立て…アレフに請求』
◎産経新聞 『アレフに1億6千万円賠償求める オウム被害者支援機構』
◎時事通信 『アレフに賠償支払い求める=被害者支援機構が調停申し立て-東京簡裁』
◎NHK 『オウム事件賠償 調停申し立て』

 かねてから当団体でもこの『Aleph(アレフ)問題の告発と対策』ブログでお知らせしてきたとおり、
アレフはいまだに同機構への被害者賠償を拒否していますが、その背景には、オウム事件は陰謀によって教団が陥れられたもので、教団は無実」というアレフ独特の考え方があります。


 アレフがそのような荒唐無稽な主張をするのは、麻原を絶対視するアレフにとって、麻原からの指示なく勝手に賠償金を支払うことは決して許されないという“宗教的理由”があるからであり、その正当化のために上記のような陰謀論を唱えているのです。

 そして、このような麻原への絶対視を信者に植え付けるために日常的に使われているのが、麻原説法集等の教材です。

 ひかりの輪は、同機構が指摘するようにアレフが著作権侵害をしていることに加えて、信者への洗脳教化を防ぐという観点からも、これら麻原説法集等の複製、頒布、販売さらにはいっさいの使用を行わないことを求めます。

 そして、アレフがオウム事件と真摯に向き合い、同機構への被害者賠償金の支払いを行うことを、
あらためて求めます



●追記〈2012年3月19日〉

◆オウム真理教被害者支援機構の、調停申し立ての詳細

 なお、ここで同支援機構によって複製、頒布、販売の禁止を求められている麻原やオウムの教材とは、説法、詞章、歌詞、音曲、写真、絵画、録音・録画されたものなど、一切の著作物ですから(滝本太郎弁護士のブログ参照)、一般のアレフ信者の皆さんに対しても、このことをよく理解して、著作権侵害行為がないようにすることを求めたいと思います。

 詳細について、昨日、3月18日に、弁護士の滝本太郎先生が、ご自身のブログ(『日常生活を愛する人は?』-某弁護士日記)に、詳細を掲載されました。

>>オウム真理教の著作権、ほか-調停申立の件

そこには、ニュースではわからなかった、さらなる詳細が掲載されています。

 アレフ、およびアレフ信者の方々は、この現実から、今、アレフは「著作権侵害」という犯罪を、現在進行形で犯している団体であるということに、気付かなければなりません。
そうすることを強く願い、求めます。

プロフィール

アレフ問題対策室

Author:アレフ問題対策室
■脱会のご支援■
「アレフ(オウム真理教の後継教団)」や、アレフを隠したヨガ教室からの脱会支援を行っています。(※ご本人、ご知人、ご家族からのご相談など100件近くに上ります)
■告発と対策■
今なお続く、アレフの諸問題の告発と対策を行っています。
■運営担当■
ひかりの輪STAFFの4人が運営しています。(山口雅彦・宗形真紀子・広末晃敏・細川美香)

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