地下鉄サリン事件から26年目を迎えて

ひかりの輪では、昨日以下のコメントを発表させていただきました。

こちらにも転載掲載いたします
________________


地下鉄サリン事件から26年目を迎えて
(2021年03月19日)

                 2021年3月19日
                 ひかりの輪元オウム信者一同


 地下鉄サリン事件から26年目という節目を明日(3月20日)に控え、ひかりの輪会員のうち事件当時オウム信者だった私たち一同は、事件で犠牲になられた14名の皆様のご冥福をお祈りするとともに、心身に傷を負われた多くの方々が1日も早く癒されるよう祈念し、当時のオウム教団に関わった者として、あらためて皆様に深くお詫び申し上げます。


 26年という時が経過し、すでに麻原をはじめとするオウム事件死刑確定囚の死刑が執行されたとはいえ、被害者の皆様の傷が癒されるものではありません。
 
 私たちは、被害者の皆様に多大な苦しみを与えたオウム教団を、かつて物心両面で支えてしまっていたという反省に基づき、事件原因の総括をいっそう深めていくとともに、被害者賠償契約に基づく賠償金のお支払いに今後も努めさせていただきます。


 特に、昨年は、被害者賠償金のお支払いを拒否してきたアレフ(Aleph)に対して、支払いを命じる東京地裁等の判決最高裁判所で最終的に確定し、アレフに対する強制執行が必要な状況になっています。当団体としても、アレフに対して、これまでも賠償契約を早期に履行するよう要求してきましたが、この場でもあらためて呼びかけるとともに、そのための最善の努力を続けていきたいと考えております。


 そして、これまで通り、オウムや麻原の実態を知らない若者が、今もオウム・麻原の教義を広めているアレフに入会してしまわないようにするために取り組んでまいります。


 さらに、事件を振り返り犠牲者の皆様の追悼等を行う慰霊行事等にとどまらず、あらゆる機会を通じて事件のことを想起し、胸に刻み続けながら、上記の努力を続けていくことを、お誓い申し上げます。


※参考記事

・「ひかりの輪」が「オウム真理教」ではない(アレフと別団体の)事実
・オウム事件の反省・総括
・オウム清算の歩み
・オウム事件の被害者の方々への賠償
・ひかりの輪とアレフの大きな違い
・アレフ(オウム)問題の解決努力
・識者などの評価
・「ひかりの輪」への公安調査庁の観察処分を取り消した東京地裁判決について

10月24日(土)・25日(日)札幌にて,上祐代表等のネット勉強会・アレフ脱会相談のお知らせ

夜空も澄み、月の美しい季節になってまいりました。

10月24日(土)19時~、札幌市内の一般会場で、

上祐代表のネットの生中継等による札幌の方のための仏教・心理学の勉強会を開催いたします。


25日(日)も、勉強会を行います。

札幌のみなさま、大変ご無沙汰しております。
新型コロナウィルスの関係で、半年以上ぶりの出張となりました。再びお会いできますこと楽しみにしております。

今回も、同時に、アレフ脱会支援相談を行います。
これまで、ひかりの輪では、十数年の間、アレフ信仰に疑問を抱き、悩んでおられる方、ご家族やご友人が入信して悩んでおられる方などのご相談をお受けし、百数十名以上の脱会の支援をさせていただいています。

※セミナー時間以外にも、出張期間中、時間の許す限り、アレフ脱会相談などお受付しています。

詳しくはお気軽にお問い合わせください。

ひかりの輪では、各教室にて、上祐代表の仏教・心理学セミナーを開催し、人生を幸福に生きるための『智慧の学びの場』として、さまざまな考え方を提供しておりますが、札幌には、ひかりの輪の教室がないため、年に何回か、出張勉強会とアレフ脱会相談を行っています。

遠方のため頻繁にうかがうことがかないませんので、ご興味・ご関心おありの方は、どうぞこのこの機会にお気軽にお問い合わせください。



セミナーでは、上祐代表が、機知に富んだ語り口で、様々な心の苦しみ、人間関係の悩 みの解決法から、深く安定し大きく広がった悟りの心に近づく道、そして、人生の成 功・自己実現や心身の健康のための考え方、瞑想法、実践法などをわかりやすく解説 します。

なお、一般の方が幸福に生きる智恵として、仏教やヨーガの一般思想の学習は含まれますが、特定の神仏・経典・教団を信仰する要素は一切なく、宗教(活動)では全くありません。

専門的な知識は一切必要なく、会員の方に限らず、毎回多くの一般の皆さんにご参加 いただき、「目からうろこが落ちた」、「心が落ち着いた」、「自分の問題の突破口 が見つかった」など、大変好評をいただいております。

また、最近の社会・政治の問題や、皆さんのご質問にもお答えしております。
そして、簡単なヨガ・気功のご指導や個人面談・相談の機会も用意しております。ご関心のある方はぜひご参加ください!

◆セミナーの日時・場所

・2020年


 10月24日(土) 19:00~ 札幌市内の一般会議室にて


 10月25日(日)の日中も、ネット勉強会を行います。


・一般会議室の具体的な場所は、下記までお問い合わせください。

・なお、インターネットに接続されたパソコンやスマホをお持ちの方なら、ネット会議室システムを使用して、横浜市内に限らず全国どこにいらっしゃる方どなたでも、ご自宅等から参加することもできます。詳細は、下記までお問い合わせください。


※セミナー時間や以外にも、出張期間中、時間の許す限り、アレフ脱会相談などお受付しています。詳しくはお気軽にお問い合わせください。


◆参加費:3000円
 

 上祐代表書き下ろし『特別教本』のプレゼント付き
 希望者に無料で個別面談(下記詳細)


◆セミナーでの講義の内容


以下のうちいずれかのテーマを扱います。

1.宗教消滅の時代に重要性を増す仏教の悟りの思想

  ◎今、国内外の宗教が急速に消滅している。
  平成の期間に、伝統の神道・仏教、新宗教の信者が急速に減少し、宗教が予防に役立たず逆に感染を拡大する新型コロナが、その現象に追い打ちをかけている。その原因は、貧・病・争の現世の苦しみが、社会福祉・医療・民主政治といった宗教以外の手段で減少し、終末の現実味が薄れ、寿命・人生が長くなって死と来世が遠のくなど、先進国の長寿の民主社会を始めとして、人生観・死生観が大きく変化したため。

◎長寿社会で2極化する高齢者
  人生100年の長寿社会で老後が長くなる一方、介護を要しない健康寿命は短く、老化のために脳や身体の機能・人間関係等で様々な喪失体験を経験する高齢者に、認知症・老人性鬱・感情の暴走など精神的な問題が増大している。その一方で、超高齢者の一部には、苦しみを乗り越え、仏教の悟りと似た主観的な幸福感、今が人生で一番幸せと感じる人達が現れている。

◎初期仏教の悟りの思想の復活と弥勒思想
 釈迦の初期仏教は、これまでの宗教が重視した終末や来世での幸福ではなく、老病死を含めた人生の無常の苦しみを乗り越える悟りの心、高度な心身の安定・健康・智恵を求めるものであり、今後の社会に非常に有用である。釈迦の思想には、人類の寿命が延び、平和になり、弥勒如来の下で、多くの人が悟る時代が到来するという予言もある。

2.新しい時代を生き抜く智恵:新型コロナ問題と令和の新時代
   新型コロナ問題で時代が大きく変わる中で、この時代を生き抜くための心身の強さ・健康・安定を得るための様々な知恵をご紹介します。具体的には、自然免疫を強化するために、食事・運動・睡眠等の日常生活の改善に加え、心の安定・ポジティブな感情を保つために有益なヨガの身体行法や仏教や心理学の瞑想法です。


3.心の安定・幸福のための仏教や心理学の思想・瞑想の解説・実習
   仏教・ヨーガや現代心理学の中で、心の安定・幸福、人間関係の改善、自己実現に役立つものを解説・実習します。ストレス・不安・恐怖・緊張・不眠・怒り・妬み・卑屈・孤独など、日常の問題の解消に役立ちます。ストレス社会の中で感情の暴走・鬱・認知症の問題が増大する一方、一部の超高齢者が悟りの境地(老年的超越)にあるとの調査結果も出ている今の時代に、100年に及ぶ人生全体を見渡した新しい幸福な生き方の思想をご紹介します。
 

4.健康・若さ・集中力・自己実現を助けるヨーガ・気功の解説・実習
   ダイエット目的ではなく、心身の健康・安定・悟りを目的とした本場インドのヨーガや気功法に沿って、各種の体操、姿勢・座法、呼吸法を解説・実習します。日常の衣・食・住の秘訣、気の霊的科学の思想も解説。心の安定、緊張や不眠の解消、健康・長寿・若さ、意志力・集中力、自己実現、悟りに役立ちます。


5.仏陀(目覚めた人)の説いた精神的覚醒の思想・瞑想法の解説・実習
   仏陀が説いた精神的な覚醒(安定した広大な意識)を日常的に実践できるわかりやすい言葉で解説します。具体的には、①仏教伝統の瞑想法(四念処・四法印・四無量心)、②ひかりの輪のオリジナルの瞑想法(輪の読経瞑想)など。加えて瞑想の準備や瞑想時の助けになる様々なポイント・ツールもご紹介します。


6.仏教・ヨーガの東洋思想と最新科学の一致点の解説・検討
   脳科学・脳神経学・認知科学・心理学・心身医学・量子力学・宇宙物理学といった最新の科学は、ヨーガや仏教の思想と様々な点で一致するようになっています。これらの理論を紹介し、本当の自分、心の制御のノウハウ、世界の一元的な実相とは何かなどを解説し、新しい時代の生き方について考えます。

◆当日のプログラム

 
1.開場・受付
2.簡単なヨガ・気功のレッスン(ご希望の方だけ ※変更の可能性あり)
3.上祐代表の講義・質疑応答:2時間ほど
4.個別相談など

※個人面談・相談 ご希望の方に、担当指導員の面談、ネットによる上祐代表の個人面談・相談を行なっています。 個人的な質問・悩みの解決・目的達成のため、大変好評です。

※簡単なヨガ・気功のレッスン
心と体の健康のため、どなたにでもできる簡単な短時間のヨガ・気功のレッスンで、大変好評です。自由参加です。


セミナー等に参加された一般・識者の方の声:雰囲気を感じていただけます。
ひかりの輪のご紹介:宗教ではなく学習教室。団体を分かりやすくご説明。
プログラムと参加料金のご紹介:全て適価で運営、安心してご参加ください。
団体の活動規定:適切な活動のための日弁連の指針に沿っています。
団体の改革:過去の反省に基づき、団体を抜本的に改革しました。


◆初めての方へのプレゼント

 上祐代表の書き下ろしの教本のプレゼントをご用意しております。
  また、上祐代表との写真撮影、書籍への署名の機会も提供しています。


 

 

 

 

 

 


ひかりの輪YouTubeチャンネル

上祐代表の講義および「ひかりの輪(代表:上祐史浩)」 関連の動画をご紹介しています。ぜひ、ご視聴ください。


◆ヨーガによる免疫力向上に関して

  感染症の予防のために普段からの免疫力を高める必要性が言われていますが、下記の通り、ヨーガは、免疫力を含めた健康の増進に役立つという多くの研究報告がありますので、ご紹介します。

米国精神医学誌研究報告
「カウンセリング研究」学会誌論文
「国際行動医学会」論文
「大阪経大論集」研究論文
「社会医学研究」研究報告論文
早大助教授の研究:風邪・インフルの予防
厚生労働省HP・肺結核
厚生労働省HP・HIV
米国ハーバード大・メディカルスクールの研究
MERCOLA 自分で管理する健康づくり

※ご注意:上記はヨーガの実践がコロナウイルス感染防止を保証するものではありません。
 

◆お申し込み・お問い合わせ
   セミナーは、会員・一般の方を問わず、どなたでもご参加いただけます。
参加ご希望の方は、事前に下記までご連絡くださいますようお願い致します。
プログラムなどの詳細をお伝え致します。

◆お問い合わせ先

《仙台教室(東北・北海道地区)》
  担当:宗形真紀子
  住所:宮城県仙台市宮城野区東仙台5丁目-30-23
  電話:022-352-0562
  メールアドレス:sendai@hikarinowa.net
 仙台・ブログご紹介ページ(写真・地図あり)

◆お気軽にご参加ください
   本イベントでは、入会勧誘などは一切行っていません。参加料金以外の義務も一切ありません。
   ひかりの輪は、入会しなくても学ぶことができ、セミナーの参加者の半数は非会員・一 般の方です。
   お気軽にご参加下さい。

 

◆ひかりの輪のイベントでの、コロナウイルス感染防止対策に関して

政府専門者会議が提言した「換気の促進・密集の回避・近接の会話・発生の回避」を含めて、皆さんが安心して参加いただけるように、下記の通りの対策を徹底しておりますので、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

①体調の悪い方に:来場自粛のお願いとネット参加のおすすめ

  風邪等の症状のある方は来場を自粛し、体調の回復を期されるようお願いします。なお、ご体調の悪い方には、ネットによる参加をお勧めしております。講義などをネットの生中継配信でご視聴いただくとともに、双方向のビデオ通話(ラインなど)ないし電話で、代表ら指導員と質疑応答等も行うことができます。

②来場者の皆様への感染防止努力のお願い

  来場される皆さんに、①消毒剤による手の除菌、②うがい(会場近くの洗面にて)、③マスクの着用を行っていただきます。会場にアルコール消毒剤、うがい用のコップ、新品のマスクなどを用意しております。

③会場の調整:事前の消毒・着席の誘導、換気について

  会場の要所をスタッフが事前に消毒します。着席は、他の方と一定の距離が空くように誘導させていただき、マスクの着用とともに密集状態や近接した会話・発声を防止します。さらにイベント中は室内の換気をこまめに行います。

④イベント終了時の感染防止の告知

  イベントが終了し、ご帰宅なさる際も、手の消毒等を推奨させていただくとともに、帰宅後の手洗い・うがいなど、感染予防に役立つ働きかけ・情報提供をさせていただきます。
 



◆お問い合わせ先

《仙台教室(東北・北海道地区)》
  担当:宗形真紀子
  住所:宮城県仙台市宮城野区東仙台5丁目-30-23
  電話:022-352-0562
  メールアドレス:sendai@hikarinowa.net
 仙台・ブログご紹介ページ(写真・地図あり)

 

2月24日(日)、25日(月)の両日、札幌にてアレフ脱会相談受付中です。

◆札幌でのアレフ脱却支援のご相談

2月24日(日)、25日(月))に、札幌にて、アレフ(旧オウム真理教)の脱却支援を受付しております。

 札幌は、アレフ(旧オウム真理教)洗脳的勧誘活動が、全国で最も突出している地域であり、その被害を受けた方からのわたしたちへのご相談が続いています。

 ご家族が入信してしまったなど複数の方の深刻なご相談があり、できる限りの脱却支援をさせていただいた結果、多数、脱却に成功したケースがあります。

 札幌へは、遠方のためあまり頻繁に伺えないので、ぜひこの機会をご活用いただければと思っております。(念のため申し添えますが、ひかりの輪に入会しなければならないということはありませんので、安心してご相談ください。)

 また、被害防止のための情報提供などもお待ちしております。


当日の札幌上祐勉強会の内容はこちらです。


●お問い合わせ先仙台教室(東北・北海道地区)

住所:宮城県仙台市宮城野区東仙台5丁目-30-23
電話:022-352-0562
メールアドレス:sendai@hikarinowa.net


●宗形真紀子(広報・仙台・札幌教室担当/文筆家)

著書に、オウムの教訓として、修行による「魔境」への陥穽と抜け出した心理を描いた
『二十歳からの20年間"オウムの青春"の魔境を超えて』(三五館)があります。

・東北の聖地をめぐりながら、日本の大自然のすばらしさを再発見、自然の中に身を置くと、心身が整います。
・仏教哲学などの学びを実践しながら、心・からだ・気の鎮め方を日々研究・実践中。
・羽黒修験道の出羽三山の修験道修行は、今年9年目となりました。
・自己反省法「内観」と、10年前に出会い、先生のセミナーのお手伝いもしています。
・オウムの教訓を残す活動として、大学や研究者への研究協力を続けています。

6月9日(日)、札幌にてアレフ脱会相談受付中です。


◆札幌でのアレフ脱却支援のご相談

6月9日(日)に、札幌にて、アレフ(旧オウム真理教)の脱却支援を受付しております。

 札幌は、アレフ(旧オウム真理教)洗脳的勧誘活動が、全国で最も突出している地域であり、その被害を受けた方からのわたしたちへのご相談が続いています。

 ご家族が入信してしまったなど複数の方の深刻なご相談があり、できる限りの脱却支援をさせていただいた結果、多数、脱却に成功したケースがあります。

 札幌へは、遠方のためあまり頻繁に伺えないので、ぜひこの機会をご活用いただければと思っております。(念のため申し添えますが、ひかりの輪に入会しなければならないということはありませんので、安心してご相談ください。)


◆お問い合わせ

●福岡支部教室(北海道地区) 担当:吉田恵子
  住所: 福岡県福津市花見の里3丁目24-19
  担当者携帯電話: 080-6583-5869
  窓口電話 :0940-51-3319
  メールアドレス: fukuoka@hikarinowa.net

麻原三女『止まった時計』の虚偽④ 2005年・06年の「正悟師外し」への関与

 麻原三女・松本麗華氏著『止まった時計』における虚偽の内容について、前回の記事麻原三女『止まった時計』の虚偽③ 2003年の「上祐外し」に中心的関与の続きです。

④ 2005年06年の正悟師外しへの関与
  上祐以外の最高幹部を次々と教団運営から外す


 上祐を教団運営から外した後、三女や麻原の妻は、教団内に残る最高幹部(正悟師)会議と連絡を取る形で、教団に関与しました。
 しかし、正悟師とされる最高幹部たちが、必ずしも自分達の方針に従わないことを見て彼らも次々と教団活動から外し、「修行入り」を命じるようになりました。
 具体的には、野田成人、村岡達子、杉浦茂といった正悟師を排除しました。以下に、これらの幹部たちの実体験に基づく証言を紹介します。
 なお、受刑を終えた正悟師の越川や、いったん脱会した正悟師の杉浦実の教団への復帰についても、家族の意向で妨げられたのではないかというのが、事情をよく知る者や当局の見方となっています。


1 2005年、三女が、野田成人氏を教団活動から外す指示を出したこと

以下は
『革命か戦争か』野田成人氏 p88~
野田成人のブログ
「月刊現代1」http://alephnoda.blog85.fc2.com/blog-entry-184.html
「月刊現代2」http://alephnoda.blog85.fc2.com/blog-entry-186.html
 松本家の裏支配に悩んだ日々でしたが、04年7月6日に"解放"されました。私が薬事法違反で警視庁に逮捕されてしまったのです。(中略)

 そして、当時バリバリの原理主義者だった村岡正悟師に経理が引き継がれたのは、05年の11月のことでした。この一か月後に、私は様変わりした教団に戻ることになります。

  2005年12月26日、執行猶予の判決で教団に戻ってきた私を迎えたのは、村岡正悟師と別所幸弘氏(教団名・ラーマネッヤカ師)でした。別所は「人権救 済基金」という団体を事実上切り盛りする人物です。その弁護士とのからみで、松本家が抱えたトラブルを処理する弁護士も紹介していました。
 つまり、教団幹部の中で唯一、正面切って松本家とコンタクトできる立場になっていました。彼は、松本家の信頼を得ていたようで、上祐によれば原理派の大番頭とのこと。その彼に聞いていました。

 「ご家族は今後はどういう風に教団運営していくつもりなのですか」
 「いやご家族はもう教団運営には、まったく関与されていないですから」
 松本家の指示は、イエスマンだけで共有される機密事項です。予想通り、私は完全にカヤの外に置かれてしまいました。

 「そんなはずないでしょう。私の時だって、ずっと裏で松本知子が指示出していたんだから」
 「いや今はもう何も指示はないです」
 「私がどうしたらいいか、聞いてほしいんだけど」
 「捕まっていたわけですから、しばらく修行していたらいいんじゃないですか」

 教団内で「修行に入れ」というのは、運営の現場に関わらないでくれ、という意味の別表現です。

 「私が修行するかどうかは、あなたに指示されるべき話でもないから」
 「・・・」
 「でもあなたがアーチャリー正大師(三女)と会う機会があって、私のことについて聞く機会があるなら聞いてみてほしいんだけど」
 「わかりました。聞いてみます」

 当然のことですが、表向き松本家は、教団には関与していないとするしかありません。だた、最高幹部・正悟師の私を封じ込めるには、松本家の威光を借りるしかないのです。

 次に村岡正悟師に、私が正悟師としてできることはないかと聞いてみました。(中略)

 「将来的に教団が、経済的に立ちゆかなくなるのではとみんな心配しています。何でしたら経理を私が見させていただいてもいいですけど、どうでしょうか?」
 「いや、ここだけでの話では決められないから」
 「ここだけって、村岡正悟師が今経理の担当なんですよね?ご自身で経理のことは判断されているんじゃないですか?」
 「いや、いろいろな人と相談しているから」
 「いろんな人って誰ですか」
 「特に誰っていうことはないけど、いろいろな人」
 「・・・」
 「だったら師以上を全員集めて、会議やりましょうよ。以前やってたみたいに」
 「いや今はそういうのもやってないから。会議に集めるのも、ここだけの話では決められない」
 「じゃあ、誰と相談してそういうのを決めるんですか?」
 「個別に関係する人と相談する」
 「じゃあその関係者を今教えて下さい。私のほうから連絡取りますから」
 「いや、それはこちらで後で考えて決めますから」
 「・・・」

 要するに責任の所在を特定させないで、ものごとを決めさせない作戦のようでした。(中略)

 一日ほど経って別所から伝言がありました。三女に確認したという私の処遇は、やはり、「修行」という名の軟禁でした。まあこう言われてしまっては、最低一か月はおとなしくせざるを得ませんでした。
 ただ、派閥争いに辟易し、なんとか事態打開をはかって欲しいと私に期待するサマナも多数いたのです。上祐氏を除けば順列ではトップに来る立場上、何ら説明もなしに引きこもっているわけに私はいきませんでした。
 出所して3日後、烏山で説法をする機会がありました。

 「アーチャリー正大師に指示されたので、しょうがなくしばらく修行してます」
 ちょっとぼかした言い方でそう説明しました。

 話が終わって、サマナたちとなごんでいたところに、荒木が険しい顔をして割り入ってきました。
 「正悟師、ちょっと話があります。別のところでいいですか」

 場所を移すと、荒木が怒鳴るように、
 「今日のような松本家の話は、サマナの前でやる話ではないでしょう!社会融和上も松本家のことに触れることは問題があります!」

 教団内での彼の地位は私より二つ下です。舐められたものです。しかし、いったい何が彼をしてここまで言わせたのでしょうか?

「私の立場で、サマナになにも説明しないで、修行に引きこもっていられると思っているのか?」
「どう説明するかは正悟師の判断ですが、今日の話は問題があると思いました」

「君はご家族と連絡取ってるんじゃないのか?前のほうの席で必死にメモ取っていたのはなんなんだ。私の話を報告するためじゃないのか?報告しろって指示を受けているんじゃないのか?」

「いや指示はありませんよ」
「君が松本知子と 常に連絡を取っているっていうのは私の耳にも届いているんだよ。どうなんだ?それは。」
「・・・」
「グル・シヴァ大神に誓って、松本知子とは連絡取ってない、一切やりとりがないと言えるのか?どうなんだ?絶対にないとグル・シヴァ大神に誓って言えるのか?」
 怒気を込めながら、私が彼にこう迫ると、

「いや、たまに、連絡取ることぐらいありますよ。でもそんなに頻繁に取っているわけじゃないですから・・・」

 松本家との連絡は個人的に取っているが、組織的な指示はない。そういう逃げ口上のようにも受け取れました。突っ込めるのはここまでが限界かと、私はこの場をおさめたのでした。


2 2006年、三女らが、村岡達子氏を教団活動から外す指示を出したこと

以下は
『革命か戦争か』野田成人氏 p98~
野田成人のブログ
「月刊現代1」http://alephnoda.blog85.fc2.com/blog-entry-184.html
「月刊現代2」http://alephnoda.blog85.fc2.com/blog-entry-186.html
 上祐らの一派と原理派である教団本体の分裂は、私が出所した2005年末の時点でほぼ決定的でした。もちろん原理派とはいっても全員が麻原回帰の原理主義なわけではありません。
 しかし、松本家の威光は、代表であり正大師の上祐を引きずり下ろすほど、十分に強力なものでした。一般のサマナがあらがえようはずもありませんでした。

 しかし、その原理派の一角を突き崩す出来事が起きました。松本家四女の家出です。(中略)

 四女は、「ご家族」と神聖視されていた松本家の内幕を、一つふたつ明らかにすると、話を聞いた信者たちの中には、「松本家も聖人君子ではないんだ」と目を覚ます者もいたほどです。

 村岡正悟師もその一人で、松本家の陰支配に疑問を呈するようになります。その結果として松本家からも疎まれ、徐々に教団内で、窓際の立場に追いやられていきます。彼女がそのように教団から離脱することによって、教団のバランスは微妙に変わっていきました。(中略)

 四女の話に目を覚ました村岡正悟師は、もはや松本家からイエスマンとはみなされなくなりました。

 松本知子は、村岡正悟師に次のような言葉を残して、連絡を絶つようになったのです。

「あなたは私たちを大事にしなかった」

脱会した「村岡達子」元アーレフ会長の「さらば麻原一家」
 (週刊新潮 2011年8月11・18日号)より。

「6月6日付けで退会届を出しました。退会時の肩書きはありません。」(中略)

「3年ぐらい前から、私は信者でありながら全く教団に関わっていない状態でした。
 追い出されるような形で(中略)教団所有のアパートに住んでいたのです。
 教団から私は"おかしい人"と思われていたんです」(中略)

 ところが、06年、事態は意外な方向へ転がる。麻原の四女が茨城県龍ヶ崎市の家から飛び出してきて、教団施設で暮らすようになったのである。

「あ る日、突然連絡があって"三女が長男に暴力をふるっている"と彼女が言うのです。 それで相談に乗っているうちに彼女と通じるものがあると気がついたんで す。(中略)上祐さんとアーチャリーの泥沼の抗争を収めるためには、2人(※妻と三女)より霊性の高い四女に教団に入ってもらうしかない。私はそう思った のです」

(中略)ところが、四女の影響力が大きくなってきたことを一番警戒したのが、麻原の妻と三女だった。

「尊師の奥さんが電話をかけてきて、"彼女(四女)の言うこと信じるの!?"と詰め寄られたこともありました」

 その結果、麻原一族が選んだのは、四女を支持する村岡氏を放逐することだった。
 権限を剥奪された村岡氏は、説法会の仕事も回ってこなくなり、沖縄の道場やさいたま市の施設などに送られ、本部から遠ざけられる。3年前からは前述の吉川市のアパートで飼い殺し状態に。
 
3 読売が報じた、警視庁が掴んだ三女や妻の教団関与の証拠

 2010年の1月24日の読売新聞朝刊に、警視庁が2009年に、「Aleph」(アレフ)の関係先を家宅捜査した際に押収したパソコンに、アレフの信者が、麻原の妻子に、教団運営について指導を仰ぐ文章が見付かったことが以下の通り報道されています。

アレフ信者、松本死刑囚の妻子に指導仰ぐ文書
読売新聞 1月24日朝刊

 警視庁が昨年夏、オウム真理教主流派の団体「Aleph」(アレフ)の関係先から押収した
パソコンに、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(56)の妻(53)や三女(28)に宛て、教団運営について指導を仰ぐ内容の文書が複数残されていたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 教団側が公安調査庁に提出した信者名簿に家族の名前は記載されていないが、警視庁は、家族が松本死刑囚の影響力を背景に、依然として教団運営に深く関与しているとみている。

 捜査関係者によると、警視庁は昨年7月、アレフ信者が公安調査庁の立ち入り検査を妨害したとされる事件で、関係先として、東京都練馬区にある団体の施設を捜索した。その際、押収したアレフの出家信者のパソコンなどから、松本死刑囚の妻や三女宛ての文書が複数見つかった。

  文書は、この出家信者らが作成したとみられる。例えば、2009年には刑事事件で服役後に出所した信者の受け入れについて、翌10年には死刑が確定した元 教団幹部と信者の養子縁組などについて、それぞれ三女と妻に承諾を求める内容が書かれていた。中には「(家族の教団への介入が明らかになると)教団つぶし の展開になるかも知れないので、絶対に避けなければならない」との記載もあった。

 警視庁は、一連の文書は妻や三女にメールなどで送られ ていたとみており、「教団は現在も松本死刑囚の影響下にあり、家族とも親密な関係を保っている」としている。教団は近年、松本死刑囚を「尊師」と呼び、誕 生日に生誕祭を開催するなど、「原点回帰」を強めているとされる。

 松本死刑囚の妻はかつて、松本死刑囚に次ぐ「正大師」の地位にあ り、 「郵政省大臣」として教団の出版物の編集やビデオ製作を担当していたが、信者リンチ殺害事件で殺人罪に問われ、2001年7月に懲役6年の実刑判決が確 定。出所後は「アレフにかかわるつもりはない」とのコメントを発表し、その際、松本死刑囚との離婚の意思も表明したが、捜査関係者によると、離婚は確認で きていないという。
 三女も以前は「アーチャリー」というホーリーネームで「正大師」の地位にあった。妻や三女は現在、埼玉県内で暮らしている。

www.yomiuri.co.jp/national/news/20120123-OYT1T01309.html

続きは以下です。

 >>⑤ 補足:2014年前後からの教団への関与

⑥ まとめ:三女が虚偽を述べる理由、疑い、問題、評価ほか

プロフィール

アレフ問題対策室

Author:アレフ問題対策室
▶アレフへの疑問、脱会しても大丈夫か、スムーズな脱会の方法等ご相談ください。ひかりの輪スタッフは脱会して13年、呪縛から解放され幸せです。
▶ご家族がアレフに入信して困っているご家族の方のご相談も、多数いただいております。
▶元・オウム・アレフ信者の経験から、150名以上の脱会を支援してきました。
▶アレフの内情も知り尽くしています。
▶アレフ勧誘の前段階・アレフを隠した偽装ヨガ情報を公開中。おかしいと思ったらこちらを
▶今なお続く、アレフの諸問題の告発と対策を行っています。
▶ひかりの輪STAFFの4人が運営しています。(主な担当者:山口・宗形・広末・細川)

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR